レイバー・デー(英語: Labor Day)は、「労働者の日」のこと。
この日が特別とかいう話ではなく、アメリカで新学期が始まる時期であり、この時期の株価は下がりやすいというアノマリーの話。
どれくらい下がりやすいかといえば、直近の何年かで代表的な指数の平均がマイナスになったのは9月くらい。
そう言われるくらいの下げやすさ。次点は2月。
指数が何かは忘れたけど、S&P500とか、その辺りだったはず。
下げやすい理由は、心の問題。
新しい区切りで心機一転、ポートフォリオを見つめなおし、あれこれ売りに出すから……という見方が一つ。
個人的には、新しい生活が始まるなら、それに合わせた買い物で物入りになり、金を工面するために株を売ってる可能性もあるんじゃないかと……。
向こうはほら、日本より株の運用をしている人が多いから、あまりキャッシュで持ってないでしょ?
※市場を動かしてるのは機関投資家で、彼らの夏休み明け仕事という点を置いておけば。
なもんで、9月は様子見。あるいは、下げすぎな優良株を拾うタイミングかも。
いったん、下げトレンドが始まれば、10月くらいまで引きずる可能性も……。そういう意味じゃ、収穫の秋に買うべきか。
大統領選挙がある年だと、誰が当選するかで政策が変わるので、選挙前はリスクオフに傾いて売られがち。
でもって、誰が当選しても決まったら上がりがち。
選挙は来年なので、今年は気にする必要もないけど……。
* * *
気にしてる銘柄は、NVDA、MSFT。
NVDAは、上の記事で書いた通り、売ってしまって様子見状態。
決算時のアナウンスによれば、中国への規制があっても、別に25%程度なら国内で欲しいところに売ってカバーできるとのこと。
直近の決算後は、利益確定売りというか、噂で買って事実で売るか……。
そんな感じで下がったけども。
気になるのは、生成AIに群がってるけど、マネタイズできる企業は幾つあるのかってこと。
個人が生成AIに手を出して、AI写真集で稼いでいますというレベルを企業がやっても微妙なわけで……。
そういう意味じゃ、自社ソフトと組み合わせて効果を発揮できる企業に注目。
ということで、MSFT。
よく20年前の時価総額ランキングと今みたいな比較があるけど、その両方に出てくる企業としても注目。
ただ、新興国の類は正規のソフトを使わないんだよね。
そういうところでの収益確保に注目したいところ。
* * *
レイバーデー明けは新学期で引っ越し費用がかさむ話をしたついでに、ゾンビのこと。
ゾンビ映画のゾンビではなく、フェンタニルの件。
こういう人が溢れたら、引っ越していく人が増えるだろうな……。
盗み放題でも、引っ越していくだろうな……。
そう考えると、町ごと放棄することで、新たな開発が進むという開発モデルが見えるわけですよ。
金の流れだけ見れば……。
ここのところは追っていなかったけど、不動産銘柄の今って どうなってんだろう?
あと、民主党の地盤から引っ越した人は、どの党に入れるんだろうね。彼らの政策で居住地が嫌になって出ていくのだとしたら……。
トランス女性起用で白人マッチョ男性が不買運動、バドライトの売り上げが急減
上のニュースは、共和党支持者っぽい人が、よくマスコミが報じないニュース的に語ってるもの。
これも選挙活動する人から見れば、何をすれば嫌われるのかわかる素材だよね。
2023 Credit Card Debt Statistics
BNPLの利用拡大に潜む危険