「ガルパンはいいぞ」みたいなノリで、「投資、いいよ」という文章が話題になり、それに対する反論も出ていて、よく目にするようになった気がします。
個人的には、「今、投資の話をするの?」というのが正直なところ。
時期が時期だけに、今年と来年は様子見だけにしておくか、寝ておいてもいいような気がするんだけど……。
積極的に投資の話をすべき時期は、下記のメモを書いていた頃。直近だと。
あれを書いたときは諸々の事情を理解しきれていなかったけど、マネーサプライが……いや、面倒なので長い説明は省略。
シンプルな理屈として、株式投資というリスクを冒さなくても、金利が上がっているなら債券で安全に資産を増やせる。
つまり、それって株に回る金が減るってことでしょ。
そんな時期に株の話ですか? その話題で飯を食ってる人でもないのに。
これが率直な感想。
で、タイトルの話題。
S&P500やNI225といった指数をベースに、データ的に儲かったかどうか……。
それを見て、米株は上がる一方だけど、日本株は云々……。
けど、それは過去のデータであって、未来ではない。
将来的な儲けが期待できるなら投資するわけなので、これからの要素に期待できるか否かが最重要。
あと、指数は組み込まれる銘柄によって大きく左右するもの。
S&P500だって、GAFAを除けばTOPIXあたりと大差なかったりするわけで……。
という話をしたいんじゃなかった。
「これを買ってれば、いい」みたいな視点で語るのが嫌ってこと。
その状況に応じて自分で判断し、投資先を考えるもんじゃないの? 思考停止して「ガチホだ」と言いたいの?
指数に変な銘柄が組み込まれても、ガチホでいいの?
それより、四半期ごとに出ている決算でも見て、会社の今後でも考えて投資したらいいんじゃないの?
貸借対照表でも見て、「ここは堅いな」とか思って投資しないの?
基本的な話として、企業として成長の余地がないなら、買う理由は配当くらいしかないよ? 縮小してるなら、早めに売って損切りした方がいい。奇跡の復活に賭けるのは馬鹿らしい機会損失。
……と、自戒を込めて書いておきます。
* * *
指数ねぇ。
ステイホームで手芸用品が売れ、それ絡みの銘柄がS&P500に組み込まれるとき、なんか嫌だった記憶が……。
企業の収益性とか以前に、一過性の需要に思える銘柄が入るのは、ちょっとね。