5月に放送されたドキュメンタリーの感想です。
検索しても出てくるのは『潤日の肖像 日本に向かう“中国”』ですが、録画タイトルは「“潤日”日本に移住する中国人たち」でした。
番組名の「潤日(ルンリー)」は日本への移住のこと。
「潤(簡体字)」のピンインは「run」になるので、英語の「ラン」とかけて逃げるような意味に。
そろそろ誰も話題にしなくなったと思うので、見返しての感想。
……と、その前に幾つかのニュースを先にピックアップ。
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NHKスペシャルに出演「中国出身の日本人」を逮捕 番組で語った夢の中身
6億円相当の人民元不正送金か 地下銀行運営容疑で中国籍の男女ら3人逮捕 京都府警
中国、人民元連動のステーブルコイン「承認なき海外発行禁止」
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番組は、日本国内にある中国のミシュラン三ツ星店から映像スタート。
「480万のロマネ・コンティがバンバン出る」「新栄記 30年の看板料理」「1匹10万の魚の皿」といった文字と映像が出ます。
続いて、藍沢氏が登場。
中国出身で、父の仕事で日本に来て、日本国籍を取得したそうです。
この彼が逮捕された模様。
登場は、ロールス・ロイス ファントムに乗って。8000万~1億くらいの車らしい。
この車で富裕層を軽井沢でのゴルフに誘うようです。
後半では、彼が中国からくる人をサポートする様子が撮られています。
ゴミの出し方を教え、移住してきた中国人と一緒に近所挨拶をして、ルールを守る大切さを説いていますが、後になって逮捕と……。この辺が話題になりましたね。
60億の上場企業を買収する話もしていました。
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客として、趙 勝(仮名)氏が登場します。
日本への移住は2022年。
中国向けコンサルで売り上げ8憶4千万で、1億以上納税して日本に貢献していると誰かがアピールしていました。
代々木公園が見える立地の家賃300万の家に住んでいます。
このあと、2015年の高度専門職なんたらで中国籍の移住者が急増したことに触れます。
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郭 宇 氏が登場。
ITエンジニアで、2022年に永住許可が出ています。
江西省の農村育ちで、親は鉱山で働いていたようです。
そんな環境だったから早く自立したかったと。
北京で創業し、その企業をByteDanceに15~16億円(通貨は違ったかも)でバイアウト。
TikTok開発時というか、ByteDanceの初期メンバーで、あのアプリは沖縄の居酒屋で生まれたような話がされていました。
温泉好きで、後半では廃れていく温泉街の復興を目指し、地元の農家や役場の人に向けて青空教室を開き、ワンマンAIを披露しています。
このAIは音声読み上げ機能があり、住民と対話する感じで要望された「ブルーベリー農園のホームページ」を制作していました。
使用された写真は、どっから持ってきたんだろうね。
まぁ、コードだけなら無料で使えるAIも吐き出してくれるけど。
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「経営・管理」での在留資格は、コロナ禍以降で増えたという情報を挟んで、一番ヤバい場所に切り込んでいきます。
地下銀行をやっている人が登場。
「自分はグレー。中国が逃げたい人を救っている」と主張。
7~8人で運営していて、一ヵ月で300~400億円になるそうです。
中国の個人における海外送金上限は年間5万ドル(約800万円)なので、金持ちが逃げるには心もとないですが、それを増やす手口も公開。
ステップ1.日本円が必要な顧客は、中国にいる地下銀行の協力者の口座に振り込む
ステップ2.協力者は入金を確認後、第三国で暗号資産を購入
ステップ3.地下銀行に移して換金(換金先に質屋などの文字も)
その換金された紙幣は、スタバの紙袋で運んでいました。
運び先は、不動産の中間業者。
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阪南大学の教授、松村 嘉久 氏が登場。
問題点などの解説をしていたはず……。
続いて、「経営・管理」の新要件の解説。
以前は500万円以上だった資本金が、3000万以上になりました。
また、「日本人・永住者などの常勤雇用義務など」という条件も。
この辺のは「日本からインド・カレー屋がなくなってもいいのか」みたいなニュースでよく取り上げられた印象。この切り口と言うか、脅しみたいな煽り、アピールポイントが狭いよね。
それはさておき、新要件になって「在留資格の更新ができない人」を取り上げ、「困っている人がいるんだぞ」という感じの定番パターン。こういうのを出す前に政治家の顔、今回は首相を映しておくと。
これも一種のモンタージュですよね。
ちなみに、困っている人は民泊を8部屋ほど運営しているようですが、規模が小さいとダメ出しを受けたとか。
中国向けの民泊とかなら、日本は危険だから行くなと中国共産党が言ってる以上は、今後は厳しいから撤退したほうが無難かもね。
でもって、更新できずに家族で帰国した人が紹介されます。
いきなり中国に戻っても、ついていけない子供たちの姿も。
ここで、在留資格の更新の説明。
3年の猶予期間があるようです。
新基準に達していなくても実態調査・将来的な見込みを踏まえ判断していると。
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谷町 洋 氏が登場。
実業家で、家族が日本国籍。
日本に留学して、企業コンテストに出て賞をもらって企業。
やるのは、民泊。
彼の主張としては「規制強化への反対しない」「ただ、ルールが変わったから国に帰ったらいいよでは、海外の投資家が減るのではないか」というもの。
インバウンド目当てで白馬村に物件を用意。
金額をメモし忘れましたが、富裕層向けのお高い物件です。
その影響もあってか、白馬村の路線価あがったのと、「侵略される」「外人は迷惑」の声も紹介。
地元の建設企業と話して賃上げの話もしていて、インフレの好循環をアピール。ニセコ経済みたいな問題はスルー。
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澤嘉 莉莎 氏が登場。
経営コンサルタントで、2019年に日本国籍取得。
親の影響で日本に来て、旦那は日本人かな? チラッと出てきたけど。
彼女の場合は、M&Aが仕事。
企業の買収で「日本人・永住者などの常勤雇用義務など」という条件をクリアするのが主眼。
後継者不足の企業をリストアップし、売りたい人と買いたい人を繋げる感じ。
六代続く酒蔵の岡村本家が登場。
彼女が販路の拡大を提案し、ネットショップでの販売へ……。
日本の伝統企業は販売ルートが無いとの指摘。
上海のライブコーマースのスタジオを見学する映像が入る。
朱 凱旋 氏が登場。
ライブコマース運営会社を経営している人。
前川 浩二 氏が登場。
みかん農家です。
廃れていく農園の傍には、太陽光パネルが並びます。
今後は、TikTokでみかんを販売するそうな。
っていうか、地方は商売っ気ないね。
北海道物産展を仕掛けるデパートの担当者みたいなの来ないの?
毎年やっても飽きさせない北海道物産展の……。
あるいは商社とか。まぁ、割に合わないのか、興味がないのか。
何となく、制作陣も少しメモしてたので、追記。
ディレクター:新里 昌士、佐々木 祐輔
プロデューサー:西脇 順一郎
制作統括:水谷 宣道、佐藤 裕介
逮捕者が出たからアーカイブを消したとか騒がれたけど、番組名を微妙にいじるからね。NHKは。
何も残らないのかと思って、代わりにメモったのに。