2月くらいに盛んに言われたアレ。
NATO拡大がダメなんだ論。
激しく同意。https://t.co/r4di2cmx8H
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) 2022年3月18日
NATO拡大がダメなら、新たな加盟は認めないはず。
ところが……。
単なる強気アピール? 虚勢を張っただけ?
いえ、歴史的に興味がない土地だったんでしょうね。
ロシアのプーチン大統領は9日、ピョートル大帝が18世紀にスウェーデンとの戦争を制し領土を拡大した歴史を引き合いに「(領土を)取り戻し強化することは、われわれの責務だ」と強調し、ウクライナ侵攻を正当化した。
もう面倒になって、NATO拡大云々という建前を捨て去りました……。
これを受けて、Qアノン系統の人たちが阿鼻叫喚するのではないかと言われていましたが、彼らには理屈なんてものはないので、フェイクだと言ってスルーするか、不都合な情報は“見ない”ような気がします。
ほら、トランプが「ワープ・スピード計画」でワクチン開発を進めたのに、反ワクのシンボルにするような“ノリ”だったでしょ?
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前に書いた文章の続きとして付け加えるとしたら……と、何か考えたんだけど、考えたことを忘れてしまった。
あと、その、誰かが言っていた「妥協」を受け入れ、占領されたら虐殺が待っていたみたいな話について。妥協系の人は、やらせ動画の1つや2つを見て、否定している?
……ってなことに、ウクライナという国の存在すら認めない思想が云々と、いつか書こうと思っていたけど、その資料をメモするのを忘れたので、もう書くこともなさそう。
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今後で気になってるのは、専守防衛の限界。
ルールに則って「他国を攻撃しない状態」を続けたとして、相手の攻撃動機に変化が無いのなら、この問題は存在し続けるわけです。
攻められたら自国内で防衛⇒自国が戦場になるが、敵国には攻め込まない⇒無傷の敵国の方が回復が早い⇒停戦後に再度侵攻
これが、専守防衛の限界。
法治国家であれば、他国の領土に攻撃するには、法的根拠がいる……。
まともゆえに、戦争で後手に回るジレンマ。
なんか、スッキリしないよね。
今回のケースでは、部分的には攻撃しているけども。
そりゃ、そこに敵がいて、攻撃してくるなら撃つよね。
問題は、軍事的な場所以外の話。
大勢の市民を巻き込むような攻撃をしてしまえば、相手の厭戦気分の広がりも消え、反撃ムードになって一致団結。
攻撃すべきか、攻撃しないか、それが問題。
これって、犯罪者をどう扱うのかに似ているかも。
その場で犯人を射殺する国と、警官が銃を撃つのをためらう国と……。
どっちがベストって話みたいな?
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「モスクワを無傷のままにしておくのか?」
この問いに「当たり前だ。侵略したら、相手と同じ」と言えてしまうから、「相手は攻撃してこない」と高をくくられる。
その側面もあるでしょう。
しかし、だからといって無秩序な攻撃をできないのが、まともな国の性。
では、どうするのか?
汚れ役を見つけ出す……。
「君ら、自分たちの領土を持っていないだって? あの国を倒したらあげるよ」
「小麦がいる? 黒海に取りに来たら割安で売るよ、輸送はそちらで。近くにいる軍艦は沈めていいから」
「領土を取り戻して強化するのは正しいってアイツが言ってるんだから、同じことされても文句は言えないだろう。君ら、アイグン条約のこと覚えてる?」
「なんか、弱ってるし、分離独立するなら、今だぞ」
「自国をボロボロにされた逆襲をするなら今だぞ? 向こうの国まで運んでやろうか?」
* * *
「プーチン大統領は6月末までに99%、辞任する」
「1%、言い訳のために残しておきます」プーチン大統領が毎年4月までに発表している年次教書に触れ、「ロシアの内外の基本政策を発表して、それに向けて議員達が、連邦議会が法案を作成しなくちゃいけない、非常に重要なものなんですが、今年はまだやってないし、やる意志もない。予定が出てきていない」と指摘。
今のプーチンは3人目とか、サイボーグといった発言は抜きにして、出禁リスト63人目に入る人物の言葉として、少し気になるところ。
しかし、RDL63(ロシア・出禁・リスト)のラストって、ある意味で最高のポジションだよね。
今更だけど。