メモ書き

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今のロシアは「2週間前の北朝鮮」と、命の喪失を喜ぶなかれ

北朝鮮の軍事パレードは、4月25日午後10時。
感染者の発表が5月13日、確認は8日。先月下旬から、発熱者が増えている……。

youtu.be

PCR検査が可能だったんだ」という感想はさておき、パレードから確認まで2週間。
韓国メディアでは、パレードでの感染も示唆されている……。

で、ロシアの対独戦勝記念日は5月9日。
2週間後は、5月23日。バイデン大統領が来日する頃。

米大統領を「八芳園」でもてなし 来日時に夕食会―岸田首相調整

www.jiji.com


「軍事パレード」⇒「感染拡大」という流れだけで見ると、タイトルの『今のロシアは「2週間前の北朝鮮」』となるってメモ。

もちろん、ロシアと北朝鮮じゃ条件が違うというか、ロシアの医療体制は北朝鮮ほど酷くないので、同じようには ならないでしょう。
というか、この「2週間前のXXX」というフレーズ自体が、見当はずれフラグなんだけどね。

新型コロナ、いまの日本は「2週間前のニューヨーク」かもしれない

gendai.ismedia.jp


上の記事は読んでいないので詳細は知りません。
ついついネットのニュースを見てしまうのですが、著者名で「飯塚 真紀子」とあるとスルーする癖がついているので、上の記事も読まない……。
また、謎の海外マウント&根拠ない文章かな? と思っちゃうので。

彼女に限らず、経歴に「海外の地名」が入っている人は、その土地に対する想いによってバイアスがかかっています。
大きく分けると3パーン。海外の地を冷静に分析できる人、海外の地の良い点しか見えない人、海外の地の悪い点を語りたい人……。言うまでもなく、後ろ2つがバイアスがマシマシな例。
日本に良い思い出が無い人ほど海外をよく語り、向こうでの生活に嫌な思い出がある人ほど海外を悪く語り、どっちにも嫌な思い出が無い人が冷静に語る……気がするかな? 偏見だけど。

あとはそう、好きすぎて憎さ100倍くらいな複雑骨折系の人も、たまにいますよね?
学者とかで。

* * *

で、タイトルの後半『命の喪失を喜ぶなかれ』のこと。

こういうご時勢なので、「滅んでくれたら平和に」という気持ちになりがち……。
実際、そうなんでしょうけど、だからって誰かの不幸を願うのは、人として不健康なわけですよ。

いくら軽蔑すべき相手だからって、誰かの死を諸手を挙げて喜ぶ……。
いや、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人にとって、敵の死は自分の生存確定なんで、喜ぶのも無理ないけれど、遠くにいる第三者が人の死に喝采を送るのは違うよね。

憎き相手であっても、生死だけは淡々と受け止めるべき。

そう思ったというメモ。

……なんだけどね。
現実問題として、軽蔑すべき相手の死は、様々な問題の消滅に繋がるので、「生命の喪失」ではなく「問題の消滅」を喜んでいるような……。
だから、前のような記事になるわけです。

att3200.hatenablog.com


問答無用で「命の尊厳」を大事にする一方で、相手の「命の尊厳」を重要視したら、こちら側の「命の尊厳」が脅かされる場合、その是非は何処にあるのか。

そんな命題が突きつけられる気がします。

日本というポジションで考えた場合、不法占拠されている北方領土を取り返したとして、そこで住んでいるロシアの人をどうするのか……。
彼らに出て行けというのか、それとも前みたいに日本人と一緒に暮らすのか。
社会保障は、どうするのか。
行政は……。

諸々のことを考えた際に、彼の地の軍隊も徴兵されて、北方領土から出ていけば少しは……とか思うわけです。

北方領土「史上初」戦勝パレードに“未確認”特殊部隊 ロシアの思惑は?小泉悠氏解説(2022年5月15日)

youtu.be


日本で、これですからね。
攻め込まれている国からすれば、相手を自国から追い出してゴールで“終われる”の?

他国に攻め入るのは、国際法上アウト。
その法を順守する国は、攻め込まれても攻めていかないので、攻めてくる国は焼け野原にならない。

これって、ペナルティに近い。

だからって、やられたらやり返すを繰り返したら、同類になりかねない。
まぁ、この辺はイスラエルあたりに訊くべきテーマかも……。

* * *

ってな具合に考えた場合、お行儀よく戦う国にとって、相手の国に進軍するわけにいかないので、向こうの反政府勢力に頑張って欲しいところでしょう。
あるいは、国が分裂していき、ヤバい連中が勢力を失っていくとか。

といったことを考えると、最初に戻るわけです。

『今のロシアは「2週間前の北朝鮮」』

そうなったら、いろんなことが解決しちゃいそうなんで。
誰かが領土を侵すことなく、相手の国にダメージが降りかかる……。

* * *

ちょっと話がそれるけど……。

特別委員会での岡田克也委員の質問に対する岸田外務大臣の答弁「国際法上は、予防攻撃も先制攻撃も認められておりません。これは国際法に違反するものであります。」

www.shugiin.go.jp

 

ロシアが行ったのは、侵略に備えた先制的な対応だ。

www3.nhk.or.jp


先制攻撃は、国際法に違反するもの。
もう一度、当時の外務大臣は言うべきでしょう。同じことを。