メモ書き

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匿名投稿が可能なニュースサイトの必要性

「殺されてもかまいません」“記者殺害”メキシコで過去最多に 「報道の自由」を守るため…暴力に抗う記者たちの“覚悟”【報道特集

youtu.be

上の動画を再生しながら、作業をしていて思ったことのメモです。

実名・顔出しだから意義がある。
信用性が増す……というのは わかりますが、“情報として存在する”ことに重きを置いた場合、匿名投稿が可能なニュースサイトって、どうかなと。

匿名であれば、発信者を特定するのに時間がかかるわけです。
命を狙われかねない情報を世に出す場合、自分の心配はもちろん、家族の心配もするでしょうから、こういったサイトがあった方が、情報を出しやすくなるのでは?

そういう場が無いから、匿名掲示板で吐き出す人がいる……。内部情報とか。
でも、掲示板みたいに胡散臭い場所よりも、決まったペンネームで投稿をし続けられ、読者の評価点による記事ランクづけ、ランキング表示があればと思った次第。

もちろん、上手なデマに煽られて、リテラシーの無い人が評価を下し、ロクでもないニュースサイトになる可能性もあります。
そこは、道具と一緒で使う人次第。

良いも悪いもリモコン次第 by 鉄人28号

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こういったサイトの利点は、取材費用を寄付しやすい側面も。
システム次第ですけどね。

世の中には、無報酬で取材活動を続ける人もいるわけですが、そういった人の援助もしやすいかも。
例えば、不可解な未解決事件を追うとか……。納得のいかない事件の再調査とか……。

今は動画サイトもあるので、そこでも似たようなことはできると思いますが、あそこはエンタメ要素が強すぎて、ニュースや学術系が埋もれやすい。
何より、ニュースは広告モデルと相性が悪い。

だって、広告主が追及される側だったら、プラットフォームとしては困るもの。……ね?

いや、それを言ったらテレビや新聞も広告で食ってるって?
だから、相性が悪いと思ってるんだって。スポンサーの問題は取り扱いたくない。隠したい。
できれば隠ぺいして闇に葬りたいから、ネットが邪魔だったんだと思うよ。

問題は、ニュースサイトの運営会社は、どこから収入を得るのか……。
広告がNGな場合、サイトをブランディングしてグッズ販売、利用者に寄付を募る、投稿者への寄付から手数料を取る、金持ちが趣味でやる等々。
う~ん、リスクとリターンが見合わなそう。