昨日、オールドメディアのリストラに関してアレコレ書いていて、ちょっと思ったことのメモ。
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リストラされた後、どこに行くのだろう?
今までの仕事を通して出来た人脈を頼りに、新たな仕事を得る可能性も高そうですが、SNSで散見される取材依頼を見るに、どこからも嫌われてそうな気も。
番組制作スキルがあったとして、それが活かせる職業は……動画?
まぁ、これは制作サイドの話。
番組制作を下請けに投げているだけの人は、何をやるだろう?
あぁ、ネタだけで勝負するかもね。
インターネット上では、誰もが容易に情報の発信者になれる。
であれば、動画のクオリティではなく、内容で勝負していけばいい話。
幸いにも、ゴシップ大好き民が好みそうな芸能人ネタや業界ネタ、どこかのお偉いさんの下世話な話など、話題に事欠かないかもしれない。
無駄にプライドは高くなったけど、頭を下げてまで新たな収入源を探したくない。そんな人が向かう先に待つのは、暴露本で稼ぐ芸能人のような終わった感。
「嫌われているアイドル、ワースト10」
「結婚を隠している有名人〇〇」
匿名掲示板の内容を動画化しているような微妙さが漂いますね……。
せめて、業界ネタとして元上司や業界の闇でも暴いたら、広告主はスルーする週刊誌にはない魅力になるかも。
特に意味はないですが、以下は共同通信社の沿革です。
1901年(明治34年)
「日本広告株式会社」および「電報通信社」発足(現在の「電通」で、同社の通信部門は後に同盟通信社に合流)
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暴露系と言えば、下世話な内容に向かいがちですが、社内リーク的なものを受け付ける公的場所って、整備されてもいいんじゃないかなと。
それこそ、デジタル庁あたりが。
端的に言えば、ネット目安箱ですよ。
首相官邸ホームページに「ご意見・ご感想」がありますが、あれの専門組織付き版。
誰が、いつ、どのくらいの予算を使ってやるのか明確にしないと、誰も動きたくないでしょうから。
投稿者の保護は大前提とし、動くに値する根拠が提示されれば、取り締まるべきものの調査に乗り出すような感じの何か……。
膿は早めに出しておいた方が、ダメージが少なくて済むというもの。
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昨日、批判したい存在を批判したいだけ……みたいなことを書いたら、「本物の国葬」なる言葉が出ていました。
訃報でさえも、批判用の材料となるなら使う。そういう人たちなんでしょうね。