OSINTは 「Open Source Intelligence:オープンソースインテリジェンス」の略であり、一般に公開されている情報源からアクセス可能なデータを収集、分析、決定する諜報活動の一種である。米国国防総省(DoD)によって、「特定の情報要件に対処する目的で、一般に入手可能な情報を収集し、利用し、適切な対象者に適時に普及させた情報」と定義されている。
引用元にある「合法的に入手できる資料」を「調べて突き合わせる」手法という一文を見れば、話題のアレを彷彿とさせる人もいるでしょう。
不正な何かを見つけるとか、不当な何かを見つけるとか、市民の権利を行使するとか、そういうの。
この入手できる資料には、いわゆるオールドメディアのそれも入るわけですが、いずれは それに取って代わる可能性を示唆してみようかなと、そんなメモです。
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山奥ニートの番組もほんとひどかったですよ。今はYOUTUBEがあるので変な編集されるより自分で発信したほうがよいです。https://t.co/EEuOZKSNs4
— ゆっくり生活 (@YukkuriSeikatsu) 2023年1月23日
シンプルに考えてみて、ある食品の製造ラインに詳しいのは、その製造ラインに立つ人ですよね?
そこの状況を誰よりも伝えられる人って、ラインの人なわけです。
その人が、口下手じゃなければ……。
仮に口下手だとしても、違った意図で伝えられるよりマシ。
今は、自分で映像を発信できる時代。
なのに、どこかの誰かの飯のタネの為に、貴重な時間を浪費するのは馬鹿らしい。
だって、どう使われるかも不明なうえに、使わない可能性もあるなんてのは、リスキーなだけだもの。
こうして、ある食品の製造ラインを取り上げようと思ったら、ネット上にアップされている動画を探し、オールドメディアが引用するようになる……。
事故現場の「視聴者による撮影」な写真のように。
その方が、撮影スタッフとか要らないしね。安上がり。
そのうち、「記者クラブ」という名の動画チャンネル名が出てきて、そこの切り抜きをするようになったり……。それだと、クラブ外のメディアに対する優位性(既得権益)が失わるか。
各省庁のサイトに「記事用資料pdf」が用意されて、それをコピペするだけになったり……。
そんなこんなで、まとめサイト化していく。
勿論、まとめサイト的なアフィリエイト広告付きで。
まぁ、今でも新聞社は広告バナーを出してるけども。
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そう予測したところで、最大のネックになるのは資金源。
OSINT的活動をするにしても、一般的な個人なら収入源を確保しないといけない。
活動中に得た情報の有料販売、あるいは寄附を募るか……。
はたまた、情報の公表権を誰かに売るか……。
そういうことを考えると、ごく普通の会社員には難しい活動でしょう。
いや、だからこそ、就職の余剰人材となった文系大卒あたりが、政治系OSINTとか、税金系OSINTとか、商業系OSINTとか……。
専門の追及分野を持ち、ファンを獲得して動いていった末に、オールドメディアが「有力な商業系OSINTの調査によると……」という前置きでニュースを語る時代になる。
……かもしれない。
それだと、取材費用がかからないから、不動産屋と化したメディアにも利点はある。
「もう、東大卒が応募してこない」とか言って、優秀な若手人材の不足に嘆いているそうだけど。
取り合えず、政治系OSINTを目指すとしたら、資金の流れを片っ端から調べて、引っ掛かった政治家を忖度なく公表。
これは……。
これは、合わせてボディガード需要が高まりそうですね。
BBCは青森のねぶた祭りを旧正月の祭りとしてこの動画で紹介し、まるで日本は中国の一部の様に莫大な数の視聴者やフォロワーに拡散し、いまだ謝罪や訂正なし。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) 2023年1月24日
小学2年生レベルの知識がない大人が高い給料でこんな杜撰な報道をやり日本の誤解を世界に広げます
公式謝罪するよう反論しましょう https://t.co/6eQm13YJuZ
Just when you thought speed climbing was frightening enough, you now need to impress a Transformer too at #Tokyo2020! 👀🤖 pic.twitter.com/0GzmVd3CnX
— BBC Sport (@BBCSport) 2021年8月5日
それは、トランスフォーマーじゃない。