誰が言ったか、住む人のいないマンション街・鬼城。
気づけば知っていた単語だけど、軽く過去のニュースをチェックしたら、2016年くらいには定着している様子。
単語が単語だけに、Googleトレンド系で探すと、関係のない鬼の城も含まれるので、そちらで定着時期を探るのは厳しそう……。
そんな鬼城を見ながら、思うことがひとつ。
「難民用国家」として「住居」にしたら？
建設費がない？
だから、集めるんですよ。「難民住居」というお題目で、世界から。
「難民問題の解決」という御旗を掲げ、世界から融資を受ける。
完成した暁には、住居系鬼城にドッと人が押し寄せる……。
そこで、また難民がらみの問題が？
いやいや、中国共産党の管理下に入れば、そうは問屋が卸さない。
まず、子供を産めない状態にするので、二世問題は発生しない。
問題を起こさいように、教育もする。
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人手は足りるのか？
大丈夫、若い人が余っている。
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人権先進国が文句を言うって？
まさか。
自分らが抱える問題が解決するなら、その辺の不都合さは黙る連中ですよ？
自分の都合で、人権って言葉を出したり、引っ込めたりするエセ主義者だもの。
キリスト教じゃない奴は、野蛮人だから人権がないとか言ってた過去があるじゃんよ。
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ということで、世界の不都合さに蓋ができる国家として、確固たる地位を固められるチャンスが到来しているわけですよ。中国は。
でもね、トップの思考パターンは違うかも。
「経営破綻？ 俺のメンツが潰れるなら破綻させるな。関係ないなら、好きにしろ」
「雄安新区への移転は進んでるのか？ 今の場所がいいだと？ それじゃ、既得権益者が変わらないじゃないか。そいつらの力をそぎ落として、俺以外は全員雑魚にするのが権力保持には望ましい」
＊ ＊ ＊
中国の不動産は、関連産業も含めるとGDP全体の2割から3割程度を占めると試算されるだけに景気全体の足を大きく引っ張る形になっています。
どうなる混乱中国 経済失速の要因“不動産不況”の深刻度
不動産ってヤツは、建築業界だけに留まる問題じゃないからね。
予定通りに引っ越していたら売れる予定だった家電、家具、雑貨、食器、調理器具……等々あるわけで。
そういった影響を少なくするために、とりあえずは鬼城を完成させる。国の力で。
あの企業にだって、経営陣に政府関係者が入っているだろうに。
でもって、住む人がいないなら連れてくる。
難民には、大義名分が付きまとう。その実、労働力には、なりづらい。
言語が違う、風習が違う、知的レベルが微妙、宗教が違って厄介……。こういったマイナス面があるから、エセ主義者は自分も受け入れているからと、関係のない第三国まで巻き込んで押し付けてくる。
地域間の問題をややこしくしていた連中と同じ責任を背負えってか？ 言われたほうは、たまったもんじゃないよな。
挙句の果てに、多様性が大事だとほざく。
その多様性の極みで少数部族が多数あり、まとまり切れないから、西欧に侵略されたアフリカのことを忘れて……。
そこに多様性がなかったら、ルワンダ紛争もなかったかもよ。
そんなこんなを考えていると、いつの日にか「民族浄化」した過去の人々に、感謝する世の中みたいになるんじゃないかとさえ……。
結局、存在しなくなってしまった民は文句の言いようもなく、どこかの団体の稼ぎネタにされることもないので、消えてしまった彼ら以外は誰も不幸にならないという……。
そんな嫌な現実をメモ。
