左に傾き過ぎれば、反動で右に寄れる。
右に傾き過ぎれば、反動で左に寄れる。
それがバランス感覚。
「こうした方が、いいよね」という動きも、過度に働けば揺り戻しが起こる。
そんなターンに入ってかもしれないってメモ。
時間が経った話になるけど、向こうでは転機だったかもしれないニュース。
運動しているサイドが、なんでも勝っていたのが終わった。そんな感じなんでしょうか。知らんけど。
物事は『是々非々』で見るべきですが、その人の立場が最重視されることが少なくない。
「何をしたのか」よりも、「誰がしたのか」が重要で、その「誰」によって善悪が変化するって意味で……。
トランプの時と、メディアのトーンが違う……みたいな?
まぁ、なんというか、個人的な感想は「アメリカも、為政者の人材不足なのかな」ですけど。
* * *
『是々非々』は理想であり、基本なんですけど、有象無象が犇めく政界においては、多少リスキーでも仲間と呼べる存在を確保し、互いに助け合わないといけないのでしょう。
仲間の不祥事には目をつむり、相手の不祥事は徹底的に叩く。
それが仲間づくりの秘訣?
こうして、“誰の利益”が最優先なのかわからない事態に陥っていく。
投票という「数による決着方法」を選んだ時点で、これは避けがたいのかも……。
かといって、個人が全てを決める決着方法を選んだら、その人の利益しか優先されないでしょうけど。
* * *
副題のセクター・ローテは、セクターローテーションのこと。
景気や金利によって、人気になる銘柄が違うってアレ。
業界ごとに、支持している政党があるなら、その時期に強い銘柄が、資金的な意味で大きな勢力になっているかも……と少し思ったので、メモしてみただけ。
* * *
「過度に働けば揺り戻し」と書いて思ったのは、当初の目的にないことをする人々。
抗議のためのデモだったのに、略奪目的になっているアレ。
何らかの運動が始まっても、それをダシに自己利益を満たそうとする犯罪者が混じれば、それが揺り戻しの起点になることもあるでしょう。
ならない場合は、もっと最悪。
差別されていないのに、差別されたと言って金を要求するとか、そういうのが湧いてきて、何らかの要求を飲ませに来る……。
手が込んだケースだと、手下を飲食店などに送り込み、厄介な客を演じさせ、それを自作自演で助ける。で、おしぼりの納入を自社に……みたいな? 高い見回り代込みで。
そういったじわじわとした浸食が起これば、揺り戻しが起こらずに根深い問題になるんじゃないか。
そう思った次第。