メモ書き

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中国の内部崩壊と隠蔽力

一昨日に引き続き、予感ネタ。

「中国、崩壊」みたいなことを書くと、かなり前から崩壊を示唆していた“そっち系”の仲間に思われるかもしれないけど、数年前とは世に出回っている情報量が違うよね。

下の記事とか、数年前だとリベラル系新聞社が載せるとは思えなかったもの。
消されたらあれなので、リンク先は魚拓だけど。

archive.ph

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で、新たな崩壊要因を数えてみる。

まず、PCR検査利権。
検査費用がどうという話だけじゃなく、自分の権力を行使する口実として、今後も残っていくんじゃないかと。

「おめぇ、気に入らねぇな。周囲を封鎖するぞ、ゴラァ」
「ひぃ、ロックダウンは ご勘弁を」
「だったら、言うことを聞け」

news.tv-asahi.co.jp

閉鎖すると、食料が配給になる。
配給をため込んでいた人が出るくらいだもの、物流をコントロールして稼いだ人は、同じ儲けを狙うかも……。


次に、銀行。
先行き不透明になると、取り付け騒ぎが起こる。
有事に備えて、金をおろしておけという発想から。

しかし、銀行側は預金が大量に引き出されるとは思っていない。
想定される範囲内での金しか持っちゃいないし、運用に回さないと利益に関わる。

 

news.tv-asahi.co.jp

多くの人たちが、健康コードアプリが河南に入ると緑から黄色や赤色に変わる奇怪な現象を経験したことをSNSで訴えていた。

健康コードが赤色や黄色になれば、濃厚接触者、感染者扱となり、基本外出は禁止となり、これに背いて外出すれば、隔離施設に連行されても文句がいえない。同じ家族でも預金者だけが、コードが赤になったりしたという。

gendai.ismedia.jp

ここにも、感染症を利用した「相手の行動を封じる権限」みたいな要素が見える。

 

金絡みと言えば、中国恒大集団や、地方財政などの問題も。
元をたどれば、土地バブル。
中国政府が所有している土地の“利用権”を認めたことで、新たな資産が発生して起きた開発競争&資産構築だった。
それが、めぼしい土地の販売が終わり、人口オーナス期を迎え、需要が激減していくというタイミング。

実際、売れなくなっているはず。

att3200.hatenablog.com

att3200.hatenablog.com

att3200.hatenablog.com

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ただ、こういった経済的な失敗。
会計上のマズさも、露呈されるまでは大丈夫。

「我々の国家運営は健全、何の問題もない」

そう隠蔽できるうちは、崩壊は無いでしょう。
正直者が現れて内情を暴露するか、海外が証拠を積み上げて迫り、誤魔化しきれなくなるか……。
もしくは、ソフトバンクがアリババ株を売りさばくようなタイミング。

その辺が分岐点。

ロックダウンで経済を止め、様々な弊害を生み、毎年のような大災害。
それでも予定通りの成長をしましたと言って、どこまで他者を信じ込ませられるか……。

 

荷物の配達にはダンボールを使う。
だから、ダンボール会社の受発注から、経済の活動規模を探る……。
そんなことをしている人なら、赤い遺伝子がどうの言ってる奴は、邪魔でしかないだろう。

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それを別にしても、マスクが入ってこないことで気づけたはずのサプライチェーン問題。

この問題を海外勢が真面目に検討し、長期的な視野でビジネスを考えるなら、トップの考えひとつで学習塾が消え、ゲーム企業が低迷し、都市が閉鎖される場所じゃ、やってられない。

まして、そこに代替え不可の技術があるわけではなく、単なる組み立て工場があるだけなら、それはベトナムあたりに移転しても差し支えないし、自国の賃金が安いなら海外に出すまでもない。

そういう流れになったとき、彼の地は職をどうするのか?
注視すべきは、失業率。

農村戸籍が反映されないので、実態を把握しづらいけど、海外企業が撤退し、食えなくなる人が増えたら、一気に転がり落ちる可能性がある。
人が多いだけに、そのスピードも加速が早い。

今まで成長した分だけ、転がるのも桁違い。
いちいち数字がデカいだけあって、必須要素の何かが狂ったときの影響も大きい。

必須要素とは、インフラの類。
あとは食糧など。

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原油、電力、水、食糧……。
その辺で何かが詰まると、想定外の自体が起こるかも。

 

ロシア産のESPO原油やウラル原油は中東産のオマーン原油に比べて1バレル当たり10ドルほども安く、ティーポット製油所はコストが下がり、利益率が上がっている。

山東省に拠点置くティーポット>

jp.reuters.com

 

国営テレビが22日報じたところによると、山東省の送電網の電力負荷は21日、9294万キロワットに達し、2020年の最高水準(9022万キロワット)を更新した。

 

jp.reuters.com

EUが提案するロシア産石油の輸入禁止措置には、船舶向け保険などのサービス提供面の制裁も含まれている。

www.nri.com

事故っても、保険が下りないとしたら?


あと、そうだ。
他にも、色々あった。

www.tokyo-np.co.jp

一見すると小さな出来事から、大きなうねりが起こることもある。
その辺はアメリカの得意分野かもしれないけど。

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なんか、いつか書こうと思ってた話題だけど、書き始めたらメモすることが少なかった。

一番気にしてるのは、デカい近隣諸国がコケたときの余波だけど、そこまで書く気になれなかったし。