メモ書き

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10.31.裁判官の国民審査では、誰に×をつけるべきか?

裁判官の国民審査は、辞めさせたい人がいた場合に「×」をつける投票。

最初に名前がある人が不利みたいな話を聞いた記憶がありますが、過去に罷免は「ゼロ」なので実質的には用紙を箱に入れる作業……。

判断材料が少ないし、調べる意欲もないし、そもそも「俺、裁判カンケーねぇ~し」みたいな感じなのか、注目度が低いですよね。
裁判結果が日常生活にも影響する場合もありますが、実感しづらいかも……。

* * *

そんな国民審査に関する特設サイトをNHKが作っていたので、紹介。
いやぁ、頑張っていますな。見る人も多くなさそうなのに。

 

www3.nhk.or.jp

サイトでは、過去の判断について触れています。
審査の対象となる人で、一番 尖った存在は「宇賀 克也」氏でしょうか。

この辺ですかね、尖りポイントは。
まだ、詳しく見ていない段階なので、単なるチェックメモですけど。

裁判所のサイトでは、最高裁において関与した主要な裁判も確認できます。

www.courts.go.jp


審査のための判断材料は増えましたね。
ネットのおかげで。

しかしまぁ、そこまでして「×」の権利を行使するメリットがあるのか、どうか……。

タイトルは「誰に×をつけるべきか?」としていますが、罷免条件は「×」が記載された票が、何も記載されていない票の票数を超えた場合なので、おおよそ意味のない作業です。

だって、過去最高が1972年に審査を受けた下田武三裁判官の15.17%らしいですからね。

審査の結果は
「×」が記載された票が、何も記載されていない票の票数を超えた場合、その裁判官は罷免されます。
※ただし、投票総数が選挙人名簿登録者数の100分の1に達しないときは、この限りではありません。

www.soumu.go.jp