メモ書き

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政治家の適性検査|投票という手法に、適性を知る側面はあるのか

実施している職場と、そうじゃない職場はありますが、適性検査なるものに一定の需要があります。

実施する目的は、「この人、うちの仕事に向いているかな?」を知ること。

いや、求人に応募する側が、自分の適性を見極めるケースもあるか。

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何らかの作業をする人が必要であり、従事する人が決まっていない場合、誰かを選出しなくてはいけません。
募集人数より少なければ、応募者は全員採用。
でなければ、投票で決める……。

この際、採用者の決定投票って、適性検査の側面を持つと思います?
……ってなことを考えてみたメモです。

* * *

どうせ仕事に就くなら、適性のある職を選びたい。
そういう気持ちがあるから、適性検査を受ける人もいるでしょう。

そう、どうせ仕事に就くなら……。
逆の立場で言うなら、どうせ雇うなら……。

この「どうせ」を選ぶ側に持っていくと、「どうせ、投票するなら……」になります。

どうせなら、適性を――。

ならば、適性検査の側面を持つ選出方法で決めるのがベターではないか。
テストを用いて学力が基準に達している人を集めるように、資格によって一定の専門知識を持っている人を集めるように……。

すべては、必要な能力を持った人を選ぶため。
本来、選出方法というのは、そういった側面を持つべきではないのか……。

で、思ったわけです。
政治家の適性を測れる指標があれば、よりベターな選出に繋がるのではないか。

大げさに書けば、そんなところ。

* * *

で、考えるにあたって、投票という手段に、その適性を見る効果があるのか ないのか……みたいなことを書きたかったのですが、眠くなってきたのでサラッと流します。

適性を見るには、政治家の仕事をよく把握し、どんな能力が求められているのか、知らなくてはいけません。
この時点で、もうピックアップする気が起きない。

ということで、逆から考えてみます。
「逆もまた真なり」ですよ。

選出方法から、どんな人が選ばれるのかを考えます。

投票で選ばれるのは、より多くの票を獲得した人です。
つまり、票を多く獲得できる能力を持った人が選ばれているッ!
……小泉構文っぽく書けば、こんな感じ。

票を多く集める能力が、政治家として有用なものなら、適性があると言えるでしょう。
なにせ、議会なりで賛成票を集めないと、何も決まらないもの。

じゃ、適性検査の意味はあるね。
終了。

と、なってもいいのですが、政治家じゃない人からの投票と、政治家からの投票だと、票の集め方も違ってくるでしょう。
その辺の違いから、同じように捉えるのは妥当じゃない気も。

あまり面識がない人から信頼を得るには、広くよく知られるのが大事。
求められるのは、広告的なマーケティング戦略

政治家からの信頼を得るには、おそらく根回し。
でもって、当選回数、党内での働き、派閥的な都合のよさ、あるいは血統……。

う~ん。

所詮、政治家になったことがない私の意見って時点で、未経験者の戯言でしかない。
まぁ、大半の人は政治家になった経験がない未経験者ですけど、その辺を抜きしにして経験者をボロカスに言っている辺り、不思議な職業だよね。

ほかの業種なら、経験者を捕まえて、その仕事にダメ出しする奴は稀。


* * *

なんか、グダグダになったね。
これを書く前の箇条書きメモは、下のような感じだったんだけど。

・適性を見るためにテストをし、選別している。
・選別方法は、適性を見れる手段がベスト。
・集票力と政治力には、関連性はあるのか?
・選挙の票集めで、議員としての適性は判別できないとしたら……

もしも適性を見る指標があったとしても、次のような選出基準がある限り、そんなに大きく変わらないのかもね。

人事「この人、適性ありそうですよ」
人事「Fランは避けたいね。ハズレだったら、なんで採ったのかオレが文句を言われる。Fランなんか採るからだって感じの。それなら、一流大学卒を採った方が、ハズレたときの言い訳もしやすいってもんよ」