できる派の意見って、「とにかく、やる」みたいな理由しか入ってこないので、少し探してみたというメモです。
探してから日が経ってるので、記憶も薄れてますけど。
妥当なのかは わかりませんが、目についたので引用。
要約すれば……
・できない派の人は、今の現状だけを考えている。
・数か月後には、ワクチンの接種で状況が変わる。
・状況が変われば、無観客で開催できる。
・IOCにとって大事なのは放映権。
まぁ、そんなところだったかな。
付け加えるなら……
4年に1度の収入源を絶たないため、IOCは中継さえあればいい。
ホスト国としてのインバウンド需要が欲しい日本とは、立ち位置が少し違う。
* * *
開催の決定権はIOCにあり、開催できない場合の責任は、日本に……。
だから、賠償の絡みで日本から中止は言えない。
そんなツイートがバズってから、そろそろ1年くらい経つんでしょうかね。
www.2020games.metro.tokyo.lg.jp
* * *
開催できる派に付け加えるとすれば、国際大会が行われようとしている現状でしょうか。
メルボルンに向かったチャーター便の搭乗者が到着後に受けた検査で陽性反応を示したために濃厚接触者と見なされたことで練習にも出かけられない厳しいロックダウンを課されたあと、何人かの選手たちは大いに愚痴をこぼした。
(中略)
しかしほとんどのプレーヤーにとって、14日間の隔離期間は現地時間木曜日か金曜日の午前に終わる予定となっている。
泊っているホテルの部屋で練習……。
自分の部屋は狭くて壁打ちできないとか、プロのアスリートが言っていたような。
「こんなコンディションで」という声が聞こえてきそうです。
それ以前に、1年近く競技としてテニスをしていない人もいるという現状。
これは、練習不足のアスリートのプレイは、見る価値があるのかという問いかけでもあるような……。
半年後に開催予定のオリンピックにしたって、感染状況の差が練習量の差だとすれば、本人の能力とは別の要素が勝敗の決め手となって……。
多くの政府関係者は無観客でも開催可能と見る。選手やコーチら大会関係者は出発2週間前からPCR検査や行動制限を課せられ、滞在中のホテルでもフロアごとに貸し切る。一貫して大きな泡で包むように外部との接触を遮断する「バブル方式」が各種国際大会で成功を収めている。
【ロサンゼルス共同】世界のトッププロが集結する賞金大会の冬季Xゲームは30日、米コロラド州アスペンで行われ、スノーボードのハーフパイプ(HP)女子は2018年平昌冬季五輪代表で27歳の松本遥奈(クルーズ)が2大会連続となる銅メダルを獲得した。
* * *
ということで、できない派。
まず、選手の選考もできていない。
それどころじゃない国がある。
ワクチン接種の目処すらない国がある。
ワクチンの製造・輸送に関する遅れ。
変異株の存在。
仮に無観客で開催しても、膨大な数のアスリートと関係者を入れれば、医療体制などに負荷がかかる。
あとはまぁ、ロックダウンしてるような国から来た人は、日本の解放感に浮かれて遊びまくり、スーパースプレッダーになったりするかもって懸念。
* * *
なんというか、開催しちゃってるのが大きいよね。
だから、やっちゃう。
でも、規模が違う……。
そういう意味でも、「2月8日から21日に開催されるオーストラリアン・オープン」を見て、判断しようかという気持ちかも。
選手を優先してワクチン。
選手だけ渡航を認める。
そういった特例を許すことで、アスリートへのヘイトが集まるのであれば、スポーツにサヨナラする日が近づくかもしれませんね。