個人的な見解を先に書けば、スタートを早めるしかない。
そして、実施せずに転職支援策を講じた方がベターというもの。
その理由について、書いていきます。
あくまで、そんな風に思ったというだけのメモ。
現時点で持っている情報からの判断なので、明日には変わっているかもしれません。
ということで、時期の話。
「感染が再拡大している今、始めるのはダメだ」という主張が多いですね。
では、いつ収まるのか?
それは、誰にもわからない。
少なくとも、このペースで行けば、秋には今より悪くなっている。
空気が乾燥して、気温が下がって、別のウイルスも活性化しそうな時期に、それを実施しますか?
何より、何もせずに秋まで待てば、観光業は終わっていて、行ける場所が大きく減っているでしょう。
その時点で、やる意味は あるのか?
ここで、「やる意味」について考えてみます。
キャンペーンで一時的に人が増えたとして、キャンペーンが終われば閑古鳥では延命措置でしかない。
元々儲かっていない企業に融資し、倒産を遅らせるのと同じ。
それよりなら、早期退職でも促し、新たな道を歩ませた方が、働き手の為かもしれません。
若い人なら、なおさら……。
だから、最初の結論になるわけです。
う~ん。
4月から、まったく意見が変わっていない。
見返したら、色々と書いていた……。
観光業の人にオススメの再就職先?
地方議員ですかね。
* * *
ここからは、読む人によっては、不快になる文章でしょう。
なので、注意。
今の時期に行うべき理由は、もう1つ あります。
「GoToキャンペーンより医療支援を」というタグを見かけましたが、実は「医療」に繋がるという説。
対策病床数 31,684床。
使われていない病床の費用……。
こう書くと嫌な感じですが、そういう話。
設備の維持にもコストはかかるでしょうし、それ用に用意したのに活用されていなければ、負担にもなっているのではないか……。
そういう意味では、「GoToキャンペーンで医療支援を」に……。
どうです? 嫌な話でしょう。
鳥取なんて、732の病床があって、使用は2。
愛知は1800あって8。
4800あるうちの1392も使っている東京から移した方が……。
そんな風に、数だけ眺めれば思うかもしれません。
また、避難訓練ではないですが、感染者の受け入れ訓練に繋がることも……。
来るべき冬。
その感染再爆発に備えるという話です。
それにしても、鹿児島……。
いつの間にか増えている。
何があったの?
* * *
次に、旅行に行く人目線で見てみます。
「あの人、感染者かもしれない」
そう思われている中での観光、それって楽しいの?
……と、考えてしますよね。
地方在住者の多くの視線は「それ」ですから、行く場所は本当に選んだ方がいい。
端的に言えば、観光業の人しかいない温泉街に行くか、景色を見に行くか……。
そんなところ。
地方で普通に暮らす人々に接しないルートが、一番 楽しめるんじゃないかってこと。
地方民になりきれるなら、別ですけどね。
この後、旅行者が減って観光業が廃れていくことを考えると、残り続ける自然よりも、観光地に行った方が、希少性としての価値は、あるかもしれませんね。
「あの街は、もうない」
数年後に、ラスト観光の思い出を、そう振り返れるので……。
動画に残しておくと、資料として価値が出るかもね。
* * *
政策を実施する側として見ると、割と結果はどうでもいい。
「実施しました」
という言い訳さえあれば、お仕事をしている感が出る。
見切り発車、わかりづらい……。
その使いづらさは感染防止策。
実施したという事実が、観光業の救済策。
進む方向の違う両輪にした結果、ブレーキが要らない乗り物に……。
ある意味、完璧ですね。
8月実施から前倒しとのことですが、元々は もっと早かったような……。
でもって、「東京」⇒「地方」が多いでしょうから、金を使いまくった東京都にとっては、「金が出ていくイベント」になる可能性大。
この点だけでも、ぶつかる要素満載。
ニュースをさかのぼっていたら、GoToで海外みたいな報道をされていたようですね。
知らなかった。
* * *
最後に、地元民目線でひとつ。
「うちの地域には、来ないでほしい」
住んでいる自治体の長には、そう言ってほしくないですね。
だって、何もなくても人が来ないんだもの。
不人気で人が寄り付かないくせに、「来るな」とか言うのは恥ずかしいから、やめてほしい……。
特に発信せず、目立たず、ステルス田舎であってほしい。
緩やかな衰退の為に。