メモ書き

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主人公の朝支度を冒頭に持ってくるな

映像作品の冒頭に、主人公の朝支度を持ってきている作品がある。

定番はアラームで起床し、制服などに着替えて、家族と朝の会話をして出かける。これ。

これの何が嫌かと言われれば、キャッチーじゃない点。
でもって、何度も何処かで見せられて飽きている点。

何というか、舐めプレイしていた敵キャラが予想外の攻撃を受けて「面白い」とか言っちゃう感じのありきたりさに辟易している。
バトルもので盛り上げようとして「うぉぉっ!」の連呼合戦になってるレベルの工夫のなさに、つまらなさを覚えてしまう……。

じゃ、なんで朝支度から始めるのかといえば、世界観の説明、時間帯の説明、家族構成といったものを短時間で済ませられるからかな。
ゆえに多用されるだろうけど、もうちょっと どうにかならんもんかな。

小説だったら地の文で説明すればいいけど、映像で主人公の冒頭長文モノローグを入れようものなら、そこで「クドい」となって終了の恐れもある。
いや、これはこれで古典的モノローグ冒頭があるか。

「私、〇〇××。普通の女の子」的なナレーションのアレ。

これもなぁ……。
いっそ、インパクトのあるシーン、例えば何らかの事故が物語のテーマにある作品なら、その事故シーンを冒頭に持ってきて、「こんな事になるなんて、数時間前には思わなかった」的にはじめて、状況解説のために「数時間前――」といった巻き戻し構成にされたほうが、「何がどうなって、こうなるんだろう」という気になるポイントができて、見られるんだけどなぁ。
これは、これでありきたりだけど。

兎にも角にも、いきなり日常のワンシーンを見せられても、面白いシーンが一つもないわけなので、つまらないわけですよ。便利な説明描写だとしても。
せめて、取っ掛かりは作品を気になる存在に押し上げる要素で構成してほしい……。

という感想です。