国内株式の現物取引、信用取引のそれぞれの手数料が無料となるもので、SBI証券は9月30日から、楽天証券は10月1日から導入する。
手数料は、証券会社にとって収入だった。
これが無くなるのは、キツくない?
収入割合として、小さくないし。
手数料を無料にすることで、多くの客を呼び込んで、ほかのことで収入を得るにしても、結構な思い切り……。
実店舗に人がいる証券会社だと、まずできない芸当。
これをやってしまうことで、証券会社が二極化してしまう気がしないでもない。
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タイミングとしては、新NISAに合わせた感じか。
つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円
投資の枠が用意されているので、値傘株はNISAに縁がない。
なもんで、株式分割する企業が増え、イマイチ上がらない展開になっているような……。
分割すれば買いやすくなり、所有者の数が増える一方で、売買されやすくなって、上がりにくいみたいな?
それでも、より多くの人に持ってもらった方が、買収対策になっていいというなら、それまでだけど。
とりあえず、ドコモのユーザーはNTTを100株ほど買ったらと思っている。
今日の終値177円なら100株でも2万円未満だ。
この少額の投資でも、長いこと持っていればポイントがもらえる。
2年以上3年未満(株主名簿登録日が2020年4月1日~2021年3月31日に該当する株主さま):1,500ポイント
5年以上6年未満(株主名簿登録日が2017年4月1日~2018年3月31日に該当する株主さま):3,000ポイント
仮に暴落して半額になったところで、被害は数千円。
そう思えば、誰でも取れるリスクと言えなくもない。
ゼロリスク思考の人は投資なんかしないし、というか……何もできずに文句だけ言ってそうだけど。
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低位株の動きも、少し変わりそう。
手数料がないということは、1円のときに買って2円で売っても儲かるわけだ。
これは、なかなか1円にならない気配が……。
6731:ピクセラ
8918:ランド
この辺の話。
1円上がるだけで20~50%増とかになるから、ランキング見るときに邪魔で仕方ない株たち。
出来高無いけどね。