タイトルの通り、Kindle本の出版申請画面に、AI技術の利用を記述する項目が増えました。
先週は無かったので、今週からでしょうか。
具体的には、文章でAIを利用したか、画像で利用したか……。
画像の場合、どのサービスを利用したのか。そんな感じ。
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この一件で、AIグラビアの規制が脳裏をよぎりましたが、今のところKindle本の写真集ランキングにはAI画像があるわけです。
たまに、邪魔だという意見も見ますが、そういう意見が多いなら、区分けすれば……と思わないでもない。
小説家になろうで、異世界ジャンルが区分けされたように。
また、いずれKindleも規制されるという意見も見ますが、個人的には日本の出版社と事情が違うんじゃないかと……。
「AIグラビア」写真集が発売中止へ 画像生成や小説……”AI創作”による”類似性”は著作権侵害になる?
著作権の議論以前に、グラビアで稼いでいる人がいて、その人を抱える事務所がある。
当然、そういったところにとって、AIグラビアは面白くない存在なわけです。稼ぎ口を奪うわけなので。
であれば、AIグラビアを出す出版社に対する風当たりは強くなるでしょうし、今後の仕事にも影響が出てくるというもの。
何より、個人で可能なレベルの画像を出版社が手がけても、採算的にどうなのって……。
そう考えると、会社同士の関係性みたいな事情が垣間見えてきて、そういうしがらみがない外資の強さというか、良さみたいなものが出てきそうだなと。
逆に考えると、AI専用プラットフォームという可能性も。
そんなことを思ったというメモです。