急に大金を手にしたことで、金銭感覚が麻痺して崩壊するパターンは、宝くじ当選者のエピソードとしては定番。
そこに新たなパターンとして、ネット上の金集めによって人が変わるケースも増えた気がしないでもない。
例えば、健康なのに病気を装い、その治療費を名目に金集めして、好き勝手に使うパターン。
あとは、私の夢に投資して～みたいなクラウドファンディングをして、その夢に使わずに豪遊するパターン。
最悪なのは、公的機関から依頼を受けて税金を使う事業者が、私的な出費を繰り返すケース。
最初から騙すためにしている人もいれば、大金を手にしたときに人が変わり、この金で……となることも多そう。
中には、何らかの名目で金を集め、用途と報告義務を負っているのに、「私が手にした金は、私が自由に使える」とか言い出す人も……。
きっと、子供のころにお使いを頼まれたら、その金で好きなお菓子でも買ってしまうタイプだったのでしょう。何のために渡された金かも理解せずに……。
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ということを踏まえて考えると、起業家というか、経営者の資質って、大金を手にしても狂わないことだよなと。
事業支援で融資を受けられたからと、その額に狂ってしまうようなら、どんな能力があっても成功しない。
そんなことを思った次第。
