メモ書き

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都会の専業主婦希望者は、地雷でしかない?

何もする気が起きないので、何か書けばやる気が出ると思って、適当に書いてみた文章です。

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婚活絡みの記事で「専業主婦希望」という人を見て、地雷臭しかしなかったので、そう感じた理由を考えてみました。

「私の身近にいる人は、地雷じゃない」といった意見もあるだろうけど、それに対しては「そうじゃない人もいるでしょ? そういう人の話」とでも言えばいいんでしょうか。

あるいは、痘痕も靨で地雷に気づいていないだけとか……。

まぁ、ミクロの話にマクロな視点で返しても不毛な気がするので、悪いサンプルを集めて傾向を考えたよと言えばいいんでしょうか。

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で、どの辺が地雷かと言えば、「働くのが嫌」=「専業主婦」という気持ちが全面に出ていること。
そして、その動機で専業主婦になると、別の問題が派生していきそうだから……かな。

そりゃ、働かずに誰かに養ってもらえるのは楽でいいでしょう。
しかし、いや……まずは、環境が与える影響から見ていきますか。

専業主婦なるということは、自分の世界が狭くなる可能性が高いわけです。
今まで会社と家との往復だったとしても、職場での人間関係があり、それ絡みでの刺激や成長もある……。悩み事もあった。

でも、買い物以外に出かける用事がない主婦になってしまうと、人間関係が旦那と自分しかない。
世界がギュッと狭くなるわけです。
喜びも悲しも、感情の矛先は旦那しかない。

家庭と職場から、家庭だけに……その環境の変化がもたらす傾向のひとつ。

仕事していたときは忙しくて気にしていなかった家の細かいことにも注意が行き始め、それをどうにかしたいとか思ってしまう……。
すると、仕事の忙しさが続く旦那とは、意識的なズレが生じやすい。

でもって、働いていたときよりも考える時間が増えるので、気になったことを一人で悶々と考えやすい。
特に、他者と自分を比較する傾向がある人は、似たような立場なのに自分より充実している人を見て妬み、自分が充実していないのは旦那のせいだと思いこむ……。
あるいは、新たな人間関係を求め、異性との出会いに手を出し、「寂しかったから。そうさせた、あなたが悪い」と浮気に走る……。
もしくは、精神の充実を求めて浪費に走り、それが充分に行えないと、旦那の稼ぎが悪いと愚痴りだす……。

「働くのが嫌」=「専業主婦」という発想があるので、自分も稼いで現状を変えるとは、なかなかなりづらい。
だから、地雷臭がする?

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タイトルに「都会の~」とつけたのは、シンプルに都会の方が「そういう人」が多いと思ったから。

まぁ、人口が多いんだから、数的に多いのは間違いないでしょう。
それに、貧富の差も大きそうですしね。

田舎だと、そもそも平均給与が低い。
低いところで安定していると、その差も大きくなりづらい。

身近な成功者を見て嫉妬で狂うケースが少ない分、専業主婦の地雷感も薄い。

SNSで成功者を見て嫉妬する田舎者もいるでしょうけど、そもそもセレブ向けの施設とかないから、どこで散財するんだという……。
ネット通販でブランド物を買っても、その価値をわかる人が少なければ、買う意義も薄れるというもの。
なので、田舎の方が地雷臭がしづらい。

あと、個人的な話をすれば、都会の方が性格が悪い人が多かった気がする。
どっちも住んだ経験があるけど、性格の平均を出すと田舎の方が高得点になる。うちの地元に限って言えば。

田舎にも嫌な感じの性格の人は山ほどいるけど、都会の性格の悪さとは何か違う。
田舎の排他性をイメージする人が多いかもしれないけど、そういうのじゃない。
都会の人が持つ性格の悪さは、他者への要求の多さ。そして、被害者意識の強さ。
田舎の人が持つ性格の悪さは、他者への干渉の多さ。そして、繋がりの強要。

同じ悪さでも、実はメリットもあるのは、どちらなのか……。
そう考えると興味深い。

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話は変わるけど、結婚のメリット・デメリットが話し合われると、既婚者と独身で意見の対立が起こり、謎のマウント合戦になっていたりする。
同じ既婚者でも、子どもの有無で口論していることもある。

自分の主張が受け入れられなくて、「お前は結婚していないからだ」「子供がいないからだ」と反論している人も見る……。
そういうケースは、往々にして発言者の行動に問題があり、何か注意されたあとの逆ギレ反論だったりする。
たいてい、自分の主張を正当化するために「子ども」をダシに使う。

例えば、自分が騒ぎたいから庭先でBBQしたとして、その煙が迷惑だと近隣住民に言われたら、「子どもをのびのびと育てたい親の気持ちが~」とか言い出す感じ。

結婚してようか、未婚だろうが、ダメな奴はダメなままだ……。
それを結論にすることなく、自分が既婚か未婚かで陣営を分け、自陣を広げようと言い争ってるのは、不毛でしかない。

結婚にも不向きはあるんだから、自分のベストを選ぶことだけ考えりゃいいのに、他の人にも価値観を強要させるのは、どうだろうね。

「結婚」=「幸せ」という図式を見ると、つくづく「幸せ」というのは、リスクの感じなさだと思えてくる。
結婚しなければ、面倒な離婚に発展することは無い。
不倫もないし、パートナーの心変わりとか、相手絡みの金銭トラブルとか、そういったリスクを背負いこむことも……。

そういう意味でも、自分が働かずに済むために結婚しようとする人なんて、家の中に泥棒を住まわせるようなもんじゃないの? 金だけ取っていくのならという感じになるんかな。

なぜか、昔ばなしの「くわず女房」を思い出した……。