嫌な作業の心配をして、嫌な人のことを気にかけて、心の中を「嫌い」で満たして楽しいだろうか？
同じような愚痴ばかりの投稿、ブログを書いて、充実するとでも？
……ってなメモを見つけました。
どんな心境で、これを書いたんだろう？
今となっては、よくわからない。
でもまぁ、仕事に行くときって、そんな感じだったよね。
考えたくもない仕事のことを考え、職場の人間関係に思いを巡らし、貴重な自由時間を消費する……。
でもって、ネット上に溢れている知人の愚痴を見る……。
＊ ＊ ＊
今となって言えるのは、「考えたって、何の解決にもならないよ」ってこと。
心配の量を増やしたところで、対応策が増えるわけじゃない。
できることが決まっているなら、やるべきことが決まっているなら、そんなものを考えても仕方がない。
むしろ、「今」の有効活用に徹すべきだ。
そう、今の私なら過去の私に言えるけど、言ったところで考えるのをやめないだろうな。
気持ちの整理とか、切り替えが下手だもの……。
ん～……。
今も、あまり変わってないかも。
ただ、昔より色んなものを諦められるようになった気はする。
以前より、誰かに「わかってもらおう」とは、思わなくなった。
よく言われる「話せば、わかる」には、「わかり合えてハッピーエンド」的な意味合いがあるけど、あれって違うよね。
「わかり合う」と「問題の解決」は、イコールじゃない。
わかり合うことで、より激しくぶつかることもある……。
端的に言えば、同族嫌悪のそれ。
似たもの同士は惹かれあうようで、実際には反発も大きい。
磁石のN極とN極、S極とS極のように……。
そのうち反転する可能性がある点も、似ているかも。
思想のポールシフトか……。
「元右翼の左翼」と「生粋の左翼」、「元左翼の右翼」と「生粋の右翼」だと、どっちが仲の良いペアになれるだろう？
なんか、関係ない話題に飛んだけど、身近な人の機嫌がどうだったとか、知り合いの趣味嗜好がどうだとか……。
そんな些末なことを気にする暇もないくらい、壮大なテーマに取り組む人生であったのならと、思わないでもない。
