メモ書き

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「COCOA」を少子化対策「婚活アプリ」に

いわゆる“すれ違い通信”的なそれで、相手にプロフィールが送れたら?

送れたら……

送れたら……問題ですね。
あれ、匿名性がポイントなんで。

でも、もし……

もし、本来の役目を終えるときが来て、新機能を搭載する余力があったのなら、新しい使い道を模索してもいいのでは?

ということで、婚活・アプリ「COCOA」という発想に。

* * *

機能は、シンプル。

付き合ってみたい人の希望条件を登録しておくと、互いの条件に当てはまる人とすれ違ったときだけ、ピコーンとお知らせ音が鳴って、プロフィール&連絡先交換。
もしくは、独特の音が鳴るだけにして、恋愛フラグが立ったのを演出。

そして、同じお知らせ音がした者同士が見つめ合い、互いに問うのです。

「君の名は?」

今、接触しないと、また巡り合えるかわからない。
その状況が二人を動かすのです。
携帯電話が無かった頃の待ち合わせのように。

こうなると、ドキドキが身近にある感じになるかも。
そう書くと、いつでも連絡可能な携帯の存在が、恋のドキドキすら奪った感じがして、ちょっとアレだな。

* * *

アプリの利点は、相手が婚活中か確認しなくて済むこと。
自分の行動範囲にいるか確認しなくて済むこと。
変な婚活コンサルに金を突っ込み、生活難になって結婚できなくなるのを避けられること。

まぁ、そんなところ。

問題は、自己申告制のプロフィールだと、嘘がつき放題という点。
結婚詐欺師が盛りに盛ったプロフィールで、運命の出会いを演出しまくるに違いない。

しかし、結婚詐欺師同士が出会えば、滑稽なバトルが繰り広げられ、新たなドラマができるかも。

* * *

それは別にしても、都会に出てきたけど、友達作れない人用の接触アプリになれば、あれの流行が収まった後……。
いや、宗教か、特定の思想を持った集団の勧誘に使われるだけかな?