『当店のこだわり』
『厳選食材を使用』
『XXな製造方法で▲▲』
売りをアピールするのは、差別化にあたって当然。
集客においても鉄板。
でも、“こだわり”があるのが当たり前になると、“こだわり”がない方が貴重になる。
『当店は、こだわってません』
『その辺で仕入れた食材を使用』
『よくある製造方法で作られています』
そして、客は言うのだ。
「ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」
町中華が潰れない理由を、FL比率から分析するのは定番。
でも実際、どうでもいい“こだわり”に疲れた人がいるのかも。
なぜか、早稲田の「お食事処 三福」や、中野の「タブチ」のことを思い出した。