
端的に言えば、上の図の通り。
左側は書類の類を「この辺に置いた」ケースで、右側は書類の類を「家電の取扱説明書」「医療関係書類」「税金関係書類」で分けて置いたケース。
画像の左側が、片付けが苦手な人を想定している。
「この辺に置いた」場合は、必要になったら“この辺”を探す作業が発生する。
なので、右のように分類すると便利なわけだが、それは片づけるタイプの発想じゃないか? そんなことを思ったというメモ。
発想を転換すると、左側のメリットは覚える量の少なさにある。
右側は置く場所が3つあるので、どこが何を置く場所なのかを覚えなくてはいけないし、しまうときも正しく置く必要がある。
その点で「この辺に置いた」は、覚える数が減り、しまう場所も広い。
覚えるのにエネルギーを使ってしまう人にとっては、「この辺に置いた」が最適解なのかもしれない。
しかし、それだと必要になった時、「どこに置いたっけ」となって、あっちこっちひっくり返して散らかす羽目になり、挙句には出かける前にやり出して遅刻するわけだ。
でもまぁ、脳内メモリが足りなくて、覚える量を減らさないといけないのなら、それも仕方ない。
前に、下記のようなものを用意したこともあったけど、そのファイルも“ただのファイル”として使われるようになり、適当なものが挟まるだけになった。
ぶっちゃけ、片付けを分類だと思ってる私にとっては、「この辺に置いた」で良しとする感覚がモヤるわけだが、向こうからしたら私は細かい人としか映らないのだろう。
「片付けとは、分類である」