「あれ、どこやったっけ」
身内の一人が、よく言うフレーズです。
「ここに置いたつもりなんだけど」
これも頻度が高い。
でも、あまりに雑然とした部屋を見て、片づけようかと言えば、反対されます。
「やめて、どこに置いたかわからなくなる」
いや、既に行方不明の物だらけじゃないか……。
ということで、ひとつのクリアファイルを用意したわけです。
「未整理ファイル」というラベルを貼って。
* * *
「未整理ファイル」の役目は、とりあえずのスペース。
言うなれば、後で片づけるまでの「つなぎの保管場所」です。
物が増えるたびに、適切な場所に入れるのは億劫。
頻繁な片づけは面倒。
でも、たまに片づけるくらいなら、何とか可能。
そういうレベルなら、“たまに”来る片付け欲求に照準を合わせ、適当に放り込んでおく場所を用意すれば、現状よりマシになるのではないか。
片づけ終わっていないものは「未整理ファイル」にあると思うし、片づけたものは「あれは、あそこ」という感じになるかもしれないので。
* * *
「未整理ファイル」を用意して以来、手紙や書類の類がファイルにたまっている模様。
あとは、片づけたい衝動が出たときに、適切な場所に保管できるかですね……。
同じように、ファイルに入らなそうな物も、未整理ボックスでも作っておけば、無駄に散らかることも ないかもしれません。
まぁ、「未整理」の文字を見るたび、「片付け仕事」がたまっていく感じがして、嫌かもしれませんがね。
そういう場合は、箱の名称を「プレゼントボックス」にし、ファンからの頂きものだと思えば……。
* * *
という身内の片づけに関するメモです。
で、これを書いていて思ったのは、まとめて片づけた方が、効率は良いだろうということ。
ある程度、ものが揃わないと分類も困難。
どれくらい増えていくのかも予想できないのなら、一定の観察期間を経た後に片付けを開始した方が、「分類のやり直し」みたいな作業が少なくて済むんじゃないか。
……って、こんなのは片付けマニアくらいしか考えないか。
ゲームで言うなら、自分流の法則に沿ってアイテムを並べるのに夢中になるとか、そういう感じのマニアックさ。
※ 片付けで意識すべきは、使用頻度。