身内の話。
伝えたいことが伝わっていないようなので、表現を変えたりして伝えようとすると、くどいと言われる。
どういう意図で「くどい」という言葉を使っているのかといえば、話を聞きたくないから打ち切りたいって感じ。
そう、その時点で話しても無駄なのだ。
人の話を聞かない人は、根本的なところで話を聞きたくない。
新しい情報を得たくない。
得るとしても、簡単に理解できる範疇のものじゃないと嫌。
必要に迫られて、そういう人に何かを伝えようとすると骨が折れる。
伝えようとした挙句、使用した単語だけで内容を判断し、勝手に何かを思い込むことも少なくない。
Aさんの話題を出せば、愚痴だと思って嫌なエピソードを言う。
Bさんの話題を出せば、病気の話だと思って……以下略。
ほかの話題であっても、カチッサー効果みたいに勝手な思い込みが話の理解をし始める。
その過ちを指摘で来たところで、
「〇〇だと思った」
なんて答えが来るだけ。
「勝手に思うな」
……って感じ。
* * *
こういった理解拒否は、そう。あれだ。
小学生が問題をよく読まずに、「わかった、3だ」とか適当に答えるパターン。
外れると「4だ、5だ」と当てずっぽうに言っていく……。
とにかく早く終わらせようとしていて、学ぶ対象を理解しようとしていない。
この行動パターンの延長線上にあるのかもしれない。
そう分析したところで、何の対処にもならない。
だって、話を聞かないんだもの。できるだけ相手にしないか、すぐに理解できる単語のやり取りをするしかない。