メモ書き

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相談事の最適解は、「自分で調べるのが一番」

相談事の最適解は、「自分で調べるのが一番」かもしれない。

もちろん、相談事の内容にもよるけど、相談される側にとってのベストは、早く話を終わらせること。
おそらく、これ。

相談者の話を長々と聞いても、得られるものは少ない。
そういう意味で、「自分で調べるのが一番」という相談に乗っているようで、突き放すようなアドバイスが至高。

そもそも、アドバイスを求める側の知識が、アドバイスする側の想定に達していないと、いろんな説明が必要になってくる……。
でも、そんな懇切丁寧な説明なんか、求められちゃいない。

知識を求める者は、自ら調べるからだ。
自ら調べる者は、アドバイスではなく、意見を求めてくる……。
相談者が求めるのは知識ではなく、自分の代わりに面倒事を考えてくれること。もしくは、話を聞いてくれること。

そう、だから、相談事の最適解は、「自分で調べるのが一番」かもしれない。

自分で調べて、知識を深め、自分の判断で決められること。
その状態に移行することこそ、“相手のため”になるはず。

まぁ、相手は成長なんか望んでいなくて、知識ある人の意見に従って“楽をしたい”から、聞いているに過ぎないんだろうけど。
それも、「タダで教えて」と。

何というか、訊かれる側のメリットって、1ミリも考えられていないよね。
時間は奪われるし、そのアドバイス通りに実行して不都合が起きれば、「お前のせいだ」って言われるしねぇ。

それでも、人の話を聞いている分だけ、可愛いのかもしれない。

* * *

身内にいるんだけど、バカは話を聞かない。
例えば……

「保留してある。受話器をあげれば、通話できる」
「(何か押した音)切れている」
「何か押したんじゃないの?」
「切れているよ、ほら」

質問に答えていない。
人の話を聞いていない。
なんなんだ?

そいつが想像している相手とでも、会話しているんだろうか?
以下は別件だけど……

「子どもが風呂でウンコしていたから、お湯を抜いて掃除して、また沸かしているから」
「仕方ない。子どもだもの」

事情を説明しただけなのに、まるでウンコに怒っているかのような反応。
たぶん、「ウンコ=怒り」みたいな図式が脳内で構成されていて、カチッサー効果を起こしている……。

その人が普段から文句を言っているAの話題になると、無条件で「あの人は、仕方ない」みたいな物言いをし、愚痴を開始する。
「A=悪口」みたいな思考回路になっていて、その単語を訊いた瞬間に「愚痴の話だ」と思い、相手の言葉を聞かずに話始めるのだろう。

「考えることをやめたら、楽になる」のかもしれないが、こんな条件反射だけのマシーンにならないと……まぁ、いいや。

にしても、たまには言ってみたい。

「XXだと思っていた」→「勝手に思うな」
「だって、仕方ないじゃないか」→「どう仕方ないか、説明してみろ」
「いいから、やれ」→「よくないから、やらない」