上のニュースで繋がってる船を見て、三国志の連環計を思い出した人は少なくないはず……?
というか、自分がそうだったから、そう書いてるだけだけど。
でも、その名称で調べると、次のような解説が出てくるんだよね。
何も船を繋げる計略とは限らない感じ。
連環計
中国の兵法書に挙げられる兵法の一つで、複数の計で大きな効果を狙ったり、複数の勢力を連立させる等して敵内部に弱点や争点をつくりだし足の引っ張り合いをさせる兵法である。
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で、タイトルの件。
中国の地方公務員「半年給料ない」 不動産不況で財政悪化
飢える動物園の動物、飲食店のキュウリで罰金 財政難にあえぐ中国の自治体
……みたいな収入が絶たれた系の話を聞くと、最後は盗みに走るんだろうなと思うわけです。
で、武装組織に給与が払われなくなると、そのやり方もえげつないだろうなと。
「現地調達」という名の「兵站確保」と言いますか、他国に対する強奪を奨励し、海賊やら山賊と化してしまうのではないか……。
強奪が成功すれば、成果だと言い。
他国から糾弾されれば、国の問題ではなく、個人の暴走で片づける。
そんな状況になったら……という想像の話。
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シャン州に急増した詐欺組織に対してミャンマーの軍事政権が何も対策を取っていないことへの不満の現れだろう。詐欺組織のセンターでは何千人もの中国人やほかの外国人が働かされている。反軍政勢力は、活動の目的のひとつにそれらのセンターの閉鎖を挙げている。
特殊詐欺容疑者3万人を移送 ミャンマーから中国に
一度渡った武器は、もう戻ってこないし、相手が意図しない動きを見せることもあるでしょう。