メモ書き

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物不足への不安と、買っておくべき商品

電気代が上がれば、製造コストも上がって、価格に反映される。
値上げした価格で売れなければ、作らなくなる。
そして、気づけば手に入らなくなって、その商品の製造に関するノウハウが失われるかもしれない。
ノウハウがあっても、流通経路が途絶えてしまったら、再開は難しくなる。

そんな商品があるのだとしたら、一年後には超高騰のニュースが流れ、「あのとき、買っておけば」と言っているかもしれない。
もし、それが何かを見抜けるのだとしたら、チャンスと捉えることも……。

一方で、輸送費の値上げ……。
通販の送料無料ラインの変化も気にしている。
配達業者の不足と燃料費の高騰があるなら、可能性は低くない。

そういう意味でも、今は「モノを買う時期」かもね。
問題は、何を買っておくべきなのか。

わからないから、コモデティをチェックする?

コモディティ(Commodity)とは、一般に、“商品”のことを指す言葉で、コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油やガソリンなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティ(商品)に投資することをいいます。

www.smbcnikko.co.jp


企業の決算だと、「在庫影響除き営業損益」を気にしなきゃいけない銘柄もあるけど。

石油元売会社には法律(石油備蓄法)で、70日間分の石油を備蓄(民間備蓄)する義務があります。そのため、平時においても他の産業と比較して多くの在庫を保有している特徴があります。
そのため、原油価格の上昇あるいは下落幅が大きい場合、備蓄による在庫が損益に大きく影響を与えます。 この「在庫影響」は、原油価格の推移という外部要因によって大きく変動する可能性があるため、これを差し引いた「在庫影響除き営業損益」が当社グループの実質的な収益を把握するための重要な指標となります。

www.hd.eneos.co.jp

安く仕入れたときの在庫があると、製造原価が下がる話。
こういう事情もあるので、劇的に数値が変化した割に、販売価格の揺れが少ないこともある。


それは、それとして……。

おそらく、買っておくべき商品は生活必需品じゃない。
生活必需品は文字通り、値上げしても買わざるを得ないので、ノウハウや流通が廃れることは考えにくい。

問題は、嗜好品の類。
ここできれいさっぱり需要が消えて、高価なガラクタと化すなら気にする必要もないけど、余計に人気が高まるようだと……。

あとは、そう……。
部品の類。

滅多に必要にならないけど、無いと困るもの。
一時期のマスク不足騒動じゃないけど、トイレとかエアコンとか、その辺。

例えば、ロータンクゴムフロート。

www.monotaro.com

こういうのが海外で作られていたとして、それが入ってこなくなった場合、どうするのか?
技術的には難しくなくても、国内で製造して採算が取れなさそうな場合……いや、これは問題が少し違うか。
どちらかと言えば、地政学リスクだ。物価の変動によるものじゃない。

 

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www.newsweekjapan.jp