メモ書き

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「仁義なき価格競争の果てに 巨大スーパー 激震の内幕」の感想

www.nhk.jp

BS世界のドキュメンタリーの感想です。

amazon フレッシュ」の画像があったので、旧来型のスーパーと宅配ありのネットスーパーの話かと思ってみたら、大半がカルフールの問題点に関してだった気がします。

というか、そんな印象だったというだけのメモ。

 

中でも唖然としたのは、カルフールのようなスーパーマーケットチェーンの権限が強く、そこに商品を提供するサプライヤー側に“好きな条件”を飲ませていること。
要らない統計データを売り込むことを約束させ、余計に金を取るみたいな……。

向こうの法律でアレコレ決まっていてとか、そういう話もあったけど、端的に言えば長いこと続いた既得権益で腐った感じ。

サプライヤーが交渉に来たら、暖房をガンガンにきかせ、冷静さを欠いた状態でプレゼンさせて、話を有利に持っていくとか……。
いきなり罵倒から入るとか……。

あの話がすべて事実なら、ヤクザや反グレのようなノリだなと思った次第。

スーパーマーケット視点で見ると、利益率の高い商品が少ない。
値段を下げれば、高い店と思われ、他に行く……。
だから、なかなか稼げない。
そういう問題もあるので、日本だと「スーパーで利益あげる気なし&スーパーは客寄せパンダ」と割り切り、他の要素で稼ぐスタイルがあるわけです。
まぁ、そのイオンなんですけどね。

モールを作って店舗を呼び込み、そのテナント料で稼ぐ。
あと金融か。
とはいえ、最近じゃ利益を出しづらくなっている上に、結局はネットスーパーに進出するので、その客寄せパンダも終わりそう。
どうするんだろう? 人口が減っていく日本で。

いや、だから海外進出しているのか。アジア圏だけど。
向こうでも、株主優待サービスってあるのかなぁ?
ヘビーユーザーには還元が半端ないので、超リッチな会員サービスと見れなくもないアレを。

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最後は、「amazon フレッシュ」や中国の似たようなスーパーが現れ、変わっていくぞといった流れで番組は終わっていた気もしますが、ほとんどカルフールな印象でした。

https://www.newsweekjapan.jp/m_tanaka/2017/02/post-1.php