※ 読む価値のないメモです。
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将来的な避難民は500万人とも700万人とも推計されており、寛容な政策を維持できるかEUの真価が問われる。
「ウクライナ人は欧州人」(ルドリアン仏外相)という同胞意識がある。
こんな規模の避難民を受け入れたケースって、今まであったのだろうか?
ふと、そう思って調べてみる。
2020年末時点で、紛争や迫害により故郷を追われた人の数は8,240万人となりました。
避難した数で見ると、上記のようなデータが出てくる。
ただ、これは半分以上が自国内での避難。国内避難民。
難民の受け入れ国
1位:トルコ(370万人)
2位:パキスタン(140万人)
3位:ウガンダ(120万人)
4位:ドイツ(110万人)
基本、難民の発生国の近くが多い。
今回も当然、ヨーロッパが最多になるでしょう。
その数だけを見て多い少ないを語るのも何だかなと思うし、別の打算もあるような気がして、難民格差のメモを書いておく次第。
今回の避難民の受け入れ状況を見て、海外にいる黒人のコメディアンが、「白人だから助ける。黒人は~」という主張をした話を見たような気がします。
黒人目線で見ると、そうなのでしょう。
ルドリアン仏外相の発言もある……。
一方で、先に書いた打算が脳裏をよぎるのです。
端的に言えば、教育水準と言語の差。
将来の労働力として見た場合、ベースとなる部分が近ければ、援助しやすくなるんじゃないか……。
読み書きの経験が無い、言語が通じない。
宗教上の理由から、馴染めない可能性が高い。
そういったリスクが少ない。
でもって、男性は国内にとどまるので、女性と子供が大半。あとは高齢者。
嫌な話をすれば、犯罪率で見ると男性の方が高い分、リスクが少ない層が入ってきている……。
これが受け入れやすさ。
そして、世界からの支援の受けやすさ。
無論、そういう打算なく動いている人もいるでしょうが、今後を予測するうえで、1つのポイントになるでしょう。
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それから、似て非なる避難民もいます。
いわゆる故郷を捨てた人たち。
あの地方から、急激に人が減っていく……。
たぶん、離れてしまったら、二度と戻らない。
好き好んで寒い場所に住みたがる人はいないし、渡った先で前よりも高い給与を手にしたら、懐かしいだけの故郷に戻る理由も少なくなる。
避難した人の中でも、何年後かに「戻りたい」と思う親と、「ここに居たい」という子の意見の食い違いが、生まれてきそうな気がします。
まぁ、その前に様々な嫌がらせにも遭うでしょうから、何とも言えませんが……。
上は、日本での例。
たぶん、この「福島に帰れ」の人は、そのあと「コロナはウソ」とか言っていて、今は「ウクライナにはアメリカの生物兵器が~」と言っているのでしょう。
で、嫌がらせの際には「アゾフ大隊」の話を出してくる……。無関係の子でも。
そういう個々の“見方”を考えると、民族大移動を思い出したと。
4世紀から6世紀に及ぶ約200年に及ぶゲルマン人の大移動は、一般に376年の西ゴート人のドナウ川越境から、568年の北イタリアでのランゴバルド王国の建国までとされ、これを第1次ゲルマン人大移動という。次いで8世紀に始まり、11世紀まで続いたゲルマン人の一派ノルマン人の移動を第2次ゲルマン人大移動という。
<中略>
私たちは「ゲルマン民族の大移動」という表現を、何の疑いもなく使っている。しかし、フランスではそうではなく「大侵入」といっているのだ。ドイツでは「大移動」という。つまり、ゲルマン人の視点から見れば「移動」であるが、当時のフランスのガリア人からすれば、それは「侵入」であったわけだ。
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それは、それとして……。
穀物の心配。
小麦不足で、パンの値上げ。
飼料用トウモロコシの不足で、肉の値上げ。
そこで、日本は米を輸出すべき。
米粉にすればパンも……みたいな話じゃなく、米を米として食べてもらう。
需要喚起に繋がれば、外食が下火になって余った米も救われる。
美味しさを知ってもらい、リピーターになってもらう機会と捉える。
そうなれば、炊飯器の需要は増すし、この分野の競合他社は海外にいないので、日本的にはプラスに働く。
メーカーは、象印、タイガー、パナソニック、東芝、三菱電機、日立、アイリスオーヤマ……。
まぁ、海外の水が合うかは知らないけれど。
場所によっては、蛇口が白くカピカピになるような土地もあるしね。
硬水って合わないと思うんだ、炊飯に……。
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【追記】
“不法”移民とは違う点に触れるの忘れた。