「国の持続化給付金をだまし取った疑いで……」
というフレーズは、何度も聞いた気がします。
印象に残っているのは、下記の件。
困っている人を手早く支援するために始めたものが、意図しない第三者に悪用されるケースは珍しくありません。
かといって、厳しく精査してから給付していては、困っている人に届くまでの時間がかかりすぎて、本末転倒になる。
その辺が難しいところ……。
で、この手の話は繰り返されるもの。
もしかしたら、次なる困っている人向けの支援も悪用しようとする人が……。
そう思った際に、脳裏に浮かんだのは保険金の類。
保険金殺人的なアレ。
もしも、高確率でアナフィラキシーショックが起こるとわかっている人に、その事実を知らせずに強くすすめて……。
いや、まぁ、そういう人を見つけられる確率を考えれば、実行に移される可能性は極めて低いでしょうね。
* * *
逆に、ワクチン接種絡みで“ありそう”なのは、ずさんな管理の隠蔽ですかね。
今は、管理温度も緩和されたようですが、「少しくらい、温度が高くなっても」と思う人は、少なくないんじゃないかなぁ~と……。
それを正直に話すより、事なかれ主義に徹し、何もなかったで済ませた方が、今後の業務も安泰と管理者は思うかも。
そういう意味じゃ、きちんと報告しているだけ良かったとさえ……。
米製薬大手ファイザーの日本法人は1日、日本での新型コロナウイルスワクチンの保存条件を緩和したと発表した。これまではセ氏マイナス75度前後での保存が不可欠としていたが、今後は同20度前後で最長14日保存できる。
そのうち「接種率の割に、この地域だけ感染者が多いな」という市区町村が出てくるかもしれない。
12月くらいに、高齢者ばかりの田舎で……。
「高齢者ばかりの田舎」くらいじゃないと、わからないですからね。
他だと、職域接種やら何やら、パターンが多くなるので、気づきにくいもの。
多い理由は、温度を上げてmRNAをダメにしていた的な?
もしかしたら、ファイザーとモデルナの効果の差って、温度管理の大変さの違いから来ていたり……。
という妄想すらしてしまいます。
武田/モデルナ社ワクチンの特性について
https://www.mhlw.go.jp/content/000790871.pdf
ファイザー新型コロナワクチンに係る説明資料
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/20210421.files/003.pdf
※掲載内容は2021年3月8日時点の情報
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最後に、予防接種健康被害救済制度について。
予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。
医療手当は、月額3万円台。
障害児養育年金は、年額1級 1,581,600円、2級 1,266,000円。
障害年金は、A類・臨時 年額1級 5,056,800円、2級 4,045,200円、3級 3,034,800円。
死亡一時金は、44,200,000円。
※障害年金の受給期間により額の調整あり
関係条文には、予防接種法(昭和23年法律第68号)と予防接種法施行令 (昭和23年政令第197号)がありました。
こういうのを見ると、法ってのは積み重ねだなと思った次第。
そんな感じのメモです。