メモ書き

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無関係な過去事例を用いるアホらしさ

・過去、こう言われた → 結果、間違いだった
・過去、こう言われた → 結果、間違いだった
・過去、こう言われた → 結果、間違いだった
・今、こう言われている → 結果……

その過去例と、現在の事例に、関係性はあるの?

対象が科学的な話であれば、1件ずつ検証するのが妥当。
仮に、「政府の発表」を一括りにしたところで、該当する当事者は違うし、担当者も違う。
「薬」と一括りにしたところで、製造メーカーが違えば、生産国だって違う。

記憶の中にある該当事例だけ寄せ集め、法則性を見つけた気になったところで、それは「自分の周りに感染者がいないから、遠くにいる感染者の報道は嘘に違いない」という発想と変わらない。

身の回りにガン患者がいないなら、世界にガンはないのか?
言っていて、おかしな理屈だって、思わないのだろうか?

薬害だと騒いだ挙句、より多くのリスクを背負うことになった。
そういった事例は、該当事例だけ寄せ集める人には、見えない世界なのかもしれない……。

www.bloomberg.co.jp


でもって、一度でも主張してしまったことは、心情的に撤回しづらくなるもの。
デマを信じて発信した人が、デマだと知っても信じ続ける如く、自らの主張に都合の良い情報だけを集め、やがて「調べた」「詳しい」と言い出し、歪な情報提供者になるのだ。

ってなことを書きたい気分になったというメモです。

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全然 関係ないけど、同じ媒体でも、違うことを書いたりする例を見つけ、少し面白く感じました。

wired.jp

wired.jp

アプローチ対象が「健康」と「認知機能」で違っていますが、背後にスタンディングデスクのメーカーがいるか、いないかを考えたくなる話かも?

個人的には、スタンディングデスクを使うと、短い時間なら姿勢が良くなっていいですが、長くなってくると座りたくて仕方ありません。
頭がさえるとか、そういうのはないですね。