トロール工場で量産されるようなアレ。
それに毒されてしまうのは、情報リテラシーの低い人に多い……かな?
言ってしまえば、情弱。
日本にいるけど、その比じゃない国もあるでしょう。
「他国の意見」を妙に尊重して、「違う見方」とか「我々とは異なる価値観」なんて言う人もいるけど、その実は程度の低さでしかなかったりする。
日本で言うところの陰謀論者が山のように発生してしまう土壌が、海外にはあるんじゃないかってこと。
ウガンダのドキュメンタリーで「イルミナティ」の存在が出てきたとき、「えっ?」と思ったけど、そういうところにも入り込んでいるのが、この手の話。
たぶん、“神”みたいなものなんでしょう。
わかりにくい世界を、わかりやすくするツールとしての何か。
難解な科学的説明で事実を解説されるより、「アイツの仕業だ」と言われた方が、わかった気になりやすいもの。
誰でもわかる説明に必要なのは、小気味好フレーズと、有名な存在。
強い感情を誘発する単語と、平易な言葉遣い。
そして、数字を用いないこと……。
* * *
これを書いていて思ったのは、デマ元の思考回路が発展途上国のそれに近いから、何が効果的なのか わかるんじゃないかってこと。
科学至上主義あるいは根拠重視主義となった国では考えにくい手法が、いまだに効果的な国は少なくない。
元をたどれば……。
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/archive/20_sekaishi_20.pdf
なぜか、フツ族とツチ族のことを思い出した。
ラジオで煽られ、隣人を手にかける……。
こういう例を出して、「何かと似てやしないか」と言い出し、都合の良い箇所だけ切り取って言いたいことを言い、自己主張するのが冴えない文系。
比較できる数値を持ち出そうとし、論点のズレたデータを並べるのが冴えない理系。
スルーするのが普通の人。
* * *
で、解決策。
ワクチン”誤情報”や”デマ” 私はこうして抜け出した
まぁ、情報には情報で対抗するだけだよね。
プロパガンダには、検証した情報の拡散で対抗する。
問題は、合理的に考えられるかどうか……。
とはいえ、心に響く動画でも作った方が、刺さり具合はいいかもね。