メモ書き

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バリアフリーは、ゴールじゃない

youtu.be

バリアフリー対策としてエレベーターなどの設置を進めるから、鉄道の運賃に上乗せする仕組みの導入を考えるというニュースがありました。

ステルス値上げの一種と言う人もいれば、ここ最近の車椅子騒動に関連させる人も見ました。

バリアフリーという文言がなければ、設備投資の費用を料金に反映させるだけの話。
エレベーターは、誰でも使う可能性がありますからね。

とはいえ、お題目次第で「許せる」「許せない」が変わるのが人情。
「福祉のために」と言われれば、消費税をあげるのを認めるように……。
「海外では~」のフレーズが好きな人も、このケースでは海外における先例には興味なし。
あっ……。

ふと、これを書いていて、「消費税を上げるの反対」と言えば、「じゃ、福祉はいいのか?」という論法にもっていけるから、お題目が軽視できないのかなって側面が思い浮かびました。

ただ、金科玉条の如く用いられているバリアフリーって、目指すべきゴールじゃないと思うんですよね。

「できない」「できる」という状態を見た場合、ゴールは「できる」です。
バリアフリーは、条件付きで「できる」を可能にしているもの。
無条件の「できる」状態には及ばない。

そういう意味でのゴールじゃないという話です。

では、どんなゴールを目指すべきなのか?

言うまでもなく、無条件の「できる」状態。
歩行困難からの歩行問題なし。

それを可能にするのは、病気の克服、身体機能を代用する何か……。

義手義足の進歩の先に、目指すべきゴールがあり、そこではバリアフリーの意味合いが薄れている……みたいな?

まぁ、段差がないほうが、躓きにくくていいでしょうけど、訳あって段差が用意されるケースもありますからね。
「心のバリアフリー」まで定義が広がると、心のありようは人それぞれなので、一概に言えないことだらけ。なので、あれこれ言うのも難儀……。

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