メモ書き

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家電量販店に、家電の体験スペースを

ピアノ弾けます、ゲームやれます……。

そういうのは、都市部に住んでいた頃に見た気がするけど、地方に来てからは見ていない。

だから、というわけじゃないけど、土地はあるんだから「家電体験スペース」を用意しても、いいんじゃないかって思ったという話。
テレビが見れます、パソコンを操作できます、みたいなレベルじゃないヤツ。

例えば、掃除機。
畳・絨毯・フローリングの床が用意されていて、綿ゴミをばら撒いて吸い込めるとか……。

不要なチラシをシュレッダーにかけられるとか……。

店内の掃除で汚れた布を洗濯機で洗えるとか……。

扇風機の風力比較コーナーとか、どっかの雑誌やサイトがしそうな企画で集客するとか……。

ここまで書いて、課長バカ一代のワンシーンを思い出しました。
使ってみなけりゃわからないと、社内で風呂に入るシーンです。確か。

さすがに、髪を濡らしてドライヤーを体験とかは……。

まぁ、それ以前に実行するだけのメリットが、販売店にあるのかという問題がありますね。
メリットと言っても、「商品が売れる」という一点以外に、メリットなんてないんですけど。

そのメリットがあるとしたら、実際に使うことで便利さを知り、「手放せない」と思って買わせること。
何というか、高級品を試着させて「お似合いですよ」と言うことで、既に身に着けた物として所有欲を掻き立て、買わせる戦法に似ています。

デメリットとしては、面倒な冷やかし、暇つぶし客が増えそうなこと。
体験スペースの片付けに時間が取られることでしょうか。

そこで使った商品が中古扱いになるのも問題でしょう。
よくてアウトレット扱い。展示品より安くしないとダメでしょうね。


でもまぁ、そのくらいしないと実店舗に行くメリットって、なくなっていくと思うんですよ。
外寸ならネットでも調べられるし、質感も誰かの動画で把握可能。
残るは、実際の使用感だけに……。ほら?

店舗だと、すぐに手に入るは、即日配達の前に崩れ去りますし。
「交通費 > 送料」だと特に。
通販だと、店舗への移動時間も不要ですからね。


今、都市部の家電量販店って、どうなってるんだろう……。
地方はそのうち、商品販売もする配送センターという位置づけになるんじゃなかな。