上の文章は、富士急ハイランドのものです。
観光やレジャーは大打撃。
でも、遠方からの集客は怖い。
特に、首都圏。
いや、首都圏と書くと山梨も入るらしいので、東京や神奈川と書きますか。
でもって、大阪や北海道……。
リスクを減らして、客数を増やす。
その帰結が、地元民への呼びかけ。
自治体によっては、地元の産業を支援する目的で、割引チケットなどを配るところもあるとか……。
こういう機会でもないと、「地元で遊ぶ」ことすらない人も、いるかもしれない。
そんなことを思いました。
人口の多い都市から人が来ないので、比較的すいた状態で地元レジャー。
そんな機会は滅多にない。
だとすると、企業にとっては地元リピーター獲得の好機か、地元民に愛想をつかれて居づらくなる転機か、そんな両極端な結果が待っている気が……。
大事なのは、仮に客単価が低くても、不満を言わないこと。
都市の客との違いを言わないこと。
そんなところでしょうか……。
もしかしたら、「あんた、なんとかさんのところの誰それ?」みたいな地元民トークに、うまく対応できるか否か。
そんな田舎対応の良し悪しが問われる箇所が出るかも。
* * *
「XXホテルは、どこですか?」
と、東京に住んでいた頃は、たまに訊かれてものです。
でも、わからないことが大半。
東京に住んでいる人間は、東京のホテルに泊まらない。
家の近所なら まだしも、たまに買い物に行く地域では、用がある建物以外は覚えていない……。
それと似たようなことが、地方の遊興施設にはあるかも。
「いつでも行ける」が「今、行かなくていい」になっている。
「〇〇3大祭り」とか言われてるけど、地元民は見に行かない的な……。
そういう他県の人をターゲットにした何かの魅力を、地元民に伝えられる機会だと思うこと。
それが最終的には、食つなぐことに繋がるんじゃないか。
地元民は本来の客じゃないと、支援策による一時の金の運び屋扱いしたらダメ。
そういうところも出そうなので書いていますが、考えすぎですかね。
あと、地元で遊び慣れていない人向けに、「地元観光の手引き」と「宿泊券」セットでも用意すれば、ホテルの道案内を頼まれた際などに、スムーズに答えられるんですけどね。
特に東京は、海外から来る人も多いので、地元民を地元ホテルに泊まらせることで、ガイド人口を飛躍的に……。
ってなことを思ったというメモです。