動く実物大ガンダムの上頭式が、ネットニュースで報じられました。
頭部を前に神主がお祓いしているのを見た後に、1作目の「たかがメインカメラをやられただけだ」を聞くと、ちょっとおかしくなりますね。
“たかがメインカメラ”をお祓いしたわけなので。
上頭式は、上棟式から来ているのでしょうが、何というか……。
その1作目ですが、ちょくちょく見返し、ようやく最終話まで見終えました。
前に一度だけ通して見ているのですが、再編集された劇場版の印象が強く、それ以外のシーンは忘れていましたね。
ジオンの赤い船チベなどは、もはや「こんなのあったっけ?」レベルでした。
あと、連邦のソーラーシステムの展開を見て、「0083って、そのまま再現したんだな」と……。
そういや、3号機の登場シーンのカット割りは、1作目の劇場版と同じ感じですよね。たぶん。
個人的に気になっていたのは、フラウ・ボウがガンダムのマニュピュレーターを持ち上げるシーンと、ガンダムの音声が警告を促すシーン。
どっちも、第18話「灼熱のアッザム・リーダー」だった気がします。
アッザムもギャンも、劇場版では削られていたので、ある意味 マ・クベに厳しい編集ですよね。
演じられている塩沢兼人さんは、兼ね役が多かったので、出番は割と……あれ?
劇場版って、キャスト変わって……?
まぁ、テレビ版でもジョブ・ジョンは日々 声変わりしますけど。
他に確認したかったのは、スレッガーに対するミライの気持ちなんだけど……。
やっぱ、唐突感は否めないかな。
見返しても、もうワンステップ描写が欲しかった。
てか、打ち切りだけあって、後半は駆け足気味。
テンポが良くなったと、言えなくもないけどね。
見返して妙に感心したのはザクレロ回。
その動きを「コンピューターで予測できた」という発言に、AI戦闘の片鱗を垣間見た気持ちに。
個人的には、この辺を昇華してAIパターンを解析し、戦いが変わる感じの展開が見てみたいところ。
開発メーカー単位で、動きのパターンがあるとか、蓄積されたデータのクセみたいなものが……という感じのやつ。
逆に、「あぁ」と時代を感じたのは、写真のネガフィルムですね。
「ネガは、どうした?」とか、今じゃ伝わらないセリフです。
ネガフィルムなんて、ダイヤル式電話くらい過去の遺物。見たことない人も増えたでしょう。
それが未来の話で……。
これは0080の公衆電話にも言えるんだろうけど、そういう日常のワンシーンが「昔の作品」の証になってしまうんでしょうね。
にしても、去年の8月に12話を見ているので、超スローペースで見返してきたんだなぁ~。