メモ書き

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日本の観光産業は、ガンダムの製造にシフトすべき|自動産業と、基幹産業と

あバカなことを書きたくなったので、書きます。

「観光産業と製造業は違う」という突っ込みは後にして、国が力を入れるべき産業は何かを考えます。

まずは、基幹産業。
一国の経済の基礎です。

鉄鋼業、電力などのエネルギー産業、機械工業、化学工業。場合によっては、鉄道、海運業。
いわゆる、これがないとダメってやつ。

ここが貧弱だと、発展も何もない。
一朝一夕でグーンと成長できる分野でもないので、成長した国にはアドバンテージがある。

発展途上国は、そのどれか、または全部が足りてない……ことが多い。
そんな発展途上国にも、観光産業はあるわけです。

つまり、どこでも可能なアドバンテージにならない産業。それが観光産業。
要らないとは言わないけど、国がガッツリ注力すべきジャンルなのかな?
冷たい見方をすれば、そうなってしまう。うまくいってる場合は、なかなかの経済効果らしいですけどね。

とはいえ、国家間の外交カードとして切れない産業です。
何かあれば、キュッと栓が締められる。
そこに力を入れるより……。

そういう風に考えると、前に書いた記事のように、「担い手がいないと社会が成り立たない仕事」の紹介に力を入れ、重要性を強調しても いいんじゃないかなと思ったり。

att3200.hatenablog.com

職業選択の自由があるので、あくまで「知ってもらう機会を増やす」レベルの話です。
知らないと、目指すこともできないので。
できれば、漫画やドラマで、その職業を描く。それが良いかな。

逆に、アイドルみたいな競争過多の上に、社会基盤としては必須じゃない職業。
さらには、ある程度の年齢になると、続けるのが困難になるのは、もう少し露出が減ってもと思わなくもないです。
国産コンテンツで海外の若者を取り込み、労働人口の確保という戦略もあるでしょうが、そういうのはヘタそうですしね。
吉本興業に「クールジャパン」で巨額の税金』とか見る限り、使い方からしてアレですし。赤字ですし。

吉本より、目指す方向性としては「ニジゲンノモリ 兵庫県淡路島公園アニメパーク」だったんじゃないですかね。もしかしたら。

www.youtube.com

株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区代表取締役グループ代表 南部靖之)は、クールジャパンコンテンツとして人気の高い日本のマンガ、アニメ等(2次元コンテンツ)を、自然環境の中でメディアアートと融合させた日本初の体験型エンターテイメント兵庫県淡路島公園アニメパーク 『ニジゲンノモリ』(兵庫県淡路市)を、2017年7月(予定)に開設いたします。

www.pasonagroup.co.jp


と、いうことで、ガンダム製造の話をします。
ニジゲンノモリ的に、ロボット工場を作るような話を。

www.youtube.com

実物大ガンダムを動かすプロジェクト「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」の動画が公開されています。
これを見て、コイツで集客するなら、アドバンテージに繋がるかもと思ったんです。
技術が要る仕事だろうから。

ガンダムは海外人気がない?

まぁ、ガンダムは足掛かりです。
Cartoon Network で、人気だったとも聞きますが、他の方が強力そうなんで。

まず、海外で視聴率100%を叩き出した「UFOロボ グレンダイザー(ゴルドラック)」
それに「マジンガーZ
フィリピンでの知名度が高い「超電磁マシーン ボルテスV
この辺。
あと、有名な量産機「ドラえもん


この手のメカを作り、動かすのを見せる系なら、アドバンテージが得られる技術に繋がるかも。ついでに、乗って操縦できれば、アトラクションとして優秀。
できれば、展示するのは観光用に整備された街にし、普通に暮らす住民には影響がないようにしたら満点。展示施設の形が宇宙戦艦で、宿泊施設も兼ねていたら最高。

このメカ系観光業を考えたのは、別の事情もあります。

電気自動車です。

ガソリン車と電気自動車の違いは、動力源。
動力源が違えば、ノウハウも違う。

原理で言うなら、電気自動車はミニ四駆と大差ない。
コイルぐるぐる巻きのモーターに電気が流れれば走る。シンプルです。

こうなると、ガソリンエンジンのピストンが動いて、空気がどうのというのは、複雑。
部品点数の多さから言っても、新規参入するにはハードルが高い。
いわば、既存メーカーの独壇場。

電気自動車に使う次世代電池の問題もありますが、そっちにシフトすると、この自動車部品の下請けをしていた人たちの職という問題が出てきます。
ゴーン氏ならバッサリ切っておしまいでしょうが、その人たちの職を考えるとなると……。

ロボットの製造かな、と。

株式会社ロボット工場として、幾つものロボット作品のロボットを作っていく。
そして、それを展示する。

コックピットを用意し、動くアトラクションにする。
ついでに、入場料を払えば、窓越しに「制作現場」が見られるようにし、何度も来たくなる施設を目指す。
「俺は、骨組みの頃から知っている」というマウントが取れるので、好きな人は何度も通うでしょう。

いずれは個人販売を目指します。

二足歩行は難しいので、足にタイヤ付いていて、走るタイプのロボットを量産。
イメージ的には、ガガンガン?
等身大で可能そうなのは、アーマードトルーパーくらいですかね。

そして、「私道で走ってね」と、高価なおもちゃを販売です。
きっと、金持ちの庭で、ロボットを使ったサバゲーでもするでしょう。
ロボット用の銃に、ペイント弾でも入れて。

その銃、非常時には消火器として使えたらいいですね。
火災の中でも突っ込んでいけて、消化できるような。

そのうち、人口が減っていけば、廃墟と化したニュータウンが、新たなサバゲー・ステージとして追加されるでしょう。
草原ステージとして、ゴルフ場が追加されるかもしれません。

* * *

それはそうと、電気自動車が普及したら、発電量が増えそうですね。
電気自動車はエコといっても、火力発電が増えるなら……。

不安定な発電をアテにするのも何ですし、そういう視点から見ても画期的な蓄電池は欲しいですよね。

革新型蓄電池実用化促進基盤技術開発

https://www.nedo.go.jp/content/100882548.pdf