「日本たばこ産業」の株の話です。
「JT(2914)」は、配当利回り(会社予想)7.28%と非常に高い株。
1株配当154円。
100株単位買うと、単純に15,400円。
2020年5月27日15:00の時点で、1株2,116.5円。
21,1650円で100株買うと、約15,400円は戻ってくる。
しかも、1年以上 継続して保有すると2,500円相当の優待がある。
内容は、カップ麺とパックご飯など。
この優待を抜きにして計算しても、約14年 持っているだけで、元が取れてしまいます。
凄いですね。
もちろん、配当を維持していればの話。
ただ、株価は下落傾向にあります。
2009年から2016年にかけ、3,000円以上 上がっていますが、そこから下がっています。
上げ下げの波は小さく、きれいに下っている感じ。
「国内たばこ < 海外たばこ」らしいですが、向こうでもタバコ離れなんでしょうか。
2016年2月末4,490円が、2017年2月末には3,757円、2018年2月末には3,048円、2019年2月末には2,833円、2020年2月末には2,144円……。
ちなみに、コロナ・ショックとでも言うべき下落は2020年3月。4月以降は少し上がっています。
ちょっと下落率を計算したところ……
2016→2017:約16%
2017→2018:約19%
2018→2019:約7%
2019→2020:約24%
利回り以上に株価が下落してる年が多い結果に。
配当は年々増えているようですが、こうも下がっているとアレですね。
それに訴訟リスクって言うのでしょうか。
そういうのもありますしね。
まして、肺がどうのという病気が……以下略。
売上営業利益率20%超え、自己資本比率40%超え、有利子負債倍率も低く、大株主が財務大臣と自社であっても、手を出しづらい銘柄かも。
そんなことを思ったというメモです。