ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。
「考慮した投資」らしい。
本当に?
それらを考慮したうえで、非人道的な国に投資をしていたのかっていう……。
国が滅ぼされたら、持続可能もクソもないという「SDGs」の抜けに触れた前のメモの続き。
でもって、1月に書いたメモの派生物。
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こういうさ、現政権に都合の良い情報しか流していない時点で、関わりたくない国じゃない?
トップへのダメ出しができない時点で、自浄作用は皆無。
そこに「Governance」は、あるのかい?
あぁ、英語で書くと支配と統治が……。
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「事なかれ主義」の中立論者は、どちらにもつかない選択をしがちだけど、それって孤立化を進める要因でもある。
物事は、表裏一体。
良い面と悪い面があるけど、選択しないデメリットは「アイツは善悪の区別がつかないし、行動もしない」という周囲の認識。
そして、困ったときに助けられなかったから、こちらも助けないという理由に展開する。
安易な「妥協」は、「アイツは、すぐに妥協するから、こっちの都合を押し通せ」という評価へと繋がっていく。
犯罪者にとっての不都合は、面倒なこと。
略奪者は、抵抗少なく、利益を得られる相手から奪うもの……。
防犯意識が低い場所を空き巣が狙うように。
という話は脇に置いておき、経済の話。
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ブラックロックのヘッジファンド、ロシア投資拡大-記録的損失被る
逆張りを狙う人は出るだろうと思っていたけど、どうかしてるよね。
ロシアの勝利という予測で動いたのかもしれないけど、政府から「手を引け」というシグナルは出ていたはず……。
インド、ロシア産原油輸入を正当化
こういう国も出てくるだろうと思っていたけど、札束で解決したのかな?
インドに対する円借款(7件)に関する書簡の交換
用途は、インフラ整備ですね。
これ、日本の企業が受注するのかな?
米シェール、日量100万バレル増産へ ロシア産を代替
しかしまぁ、「環境を考えると、石油は敵だ」みたいなノリだったのに、話題は石油の価格ばっか。
どうした、SDGs?
アングル:サステナブルファンドへの資金流入鈍る、ウクライナ侵攻で
エネルギー転換期のLNGも話題だけど、このタイミングでの上場とか、なかなか……。
東商取はいずれも4月4日に実現させたい考え。
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「くたばれ老害」と書くと、「なんて言葉遣いだ」と思わなくもないけど、何ていうか下記のようなものを一括りにした感じ……。
『ブーマーリムーバー』
新型コロナウイルスの俗称。「1940年代生まれのベビーブーム世代などの高齢者(ブーマー)」を「取り除くためのもの(リムーバー)」という意味。
『386世代』
韓国における特定の世代を指す用語。 広義的には1990年代に30代で、1980年代の民主化運動に関わった1960年代生まれの者を指している。
日本だと、学生運動してた人たちかな。
思想的な厄介さが増してくる年代は……。
ソ連時代の方々がどうしてもテレビしか見ていないとか、インターネットを使っていないとか、そういった人たちが『ロシアがウクライナを助けるため』にそういった行動(侵略行為)をやっているということを信じている人が多いと感じている
日本でも、テレビで「ネットは、よくない」論が展開されていたので、あのまま行けば世代間格差は今以上に大きくなっていたでしょう。
オールドメディアにおけるネット論は、商売敵として見てしまったが故のもの。
だとしても、その立場的不都合が、情報リテラシーに欠ける年配者の思想に食い込み、厄介なケースになっていた可能性があるわけです。
その辺が怖いなと思うと同時に、その程度のリテラシーでネットデビューする怖さもあるという……。
別に、高齢者に限った話ではないですが、老人の頑なさには“人生がかかっている”ので、おいそれとは意見変更できない難しさが、若者以上にある……。
だから、故郷と両親にサヨナラして、海外を目指す人が出る。
まぁ、記事にもある通り、単純に仕事の都合が大きいんだろうけど……。
ロシア人の隣国フィンランドへの出国相次ぐ
子どもの写真を見るたび、「どの国で育つのが、今後ベストなのか」という問いを投げかけられている気分になることも。
間違っても、情報統制された社会じゃないし、老害が多い場所じゃない。
そういう意味で、「アイツらさえ、もう少しまともなら」という思いを込めて、「くたばれ老害」になるんじゃないのかというメモ。
下のは、究極の老害に関するゴシップ?
Russia's elite wants to eliminate Putin, they have already chosen a successor - intelligence
でもって、子どもを育てたい環境づくりへの貢献度合いが「ESG投資2.0」の指標となるべき……みたいな?
そんな感じの議論に繋がっていくんだろうかと思った次第。
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オマケのメモ。
もはや、経済のメインテーマは中国の動向と対処。
経済の規模で言ったら、ロシアは名目GDPトップ10に入らないし。
GDPは、指標としては微妙だけど。
これではできない「台湾武力侵攻」、プーチンの失敗で大誤算の習近平
アリババ株が10%急落、「上場廃止」とロシア関連の懸念で
中国恒大と子会社の株式が取引停止=香港取引所
恒大のあとに、ロシアのデフォルトの話を見ると、アレだよね。
利息の払いで精一杯な感じが似ている。
セカンダリー‐サンクション(secondary sanction)
経済制裁を受けている国と取引する第三国の個人・企業・金融機関などに対する制裁。二次的制裁。セカンダリーボイコット。第三者制裁。