日米ともハイテク株の需給状況には厳しいものがありそうだ。
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といった流れの延長線上にある話。
金利が上がれば、わざわざリスクを負ってリターンを求めなくても、そこそこのリターンを低リスクで得られるんだもの。
って、先日 書いたけど、それにプラスして、緩和の解除と引き締めのコンボ技みたいな?
量的緩和(QE)の解除であり、金融政策正常化の一環。中央銀行が市場から買い入れた金融資産(主に国債)のうち満期が到来した分につき、再投資せず償還させることで、中央銀行のバランスシートを段階的に圧縮すること。米国では2017年10月から2019年7月にかけて実施。
それを数年ではなく、1年でやるんじゃないか……。
う~ん、激動の年。
まぁ、議事録をチェックしていないので何とも言えないけど、聞こえてくる声は そんなところ。
3月くらいに初手があるっぽいので、だったら影響が表面化しだすのは2月。
それまでは滑り出しの加速期間。
「〇〇ショック」の類は、警鐘を鳴らす人が出始め、認知が広がってから起こるもの。
でもって、下げやすい時期である2月なら、急激な下降トレンドも形成しやすい。そう思っての「2022年2月、SDGsバブル崩壊」というタイトル。
なんで、SDGsにしたのかと言えば、「長期的に見て儲かるから投資」が背景にあるから。
「政策に売りなし」とか「気候正義」の観点とかあるけど、最優先は損をしないこと。言い出しっぺが「かけた梯子を外す」のは よくあること。
自分にとって都合が悪くなれば、ルールなんて変えていく。
それが責任なき自由。
いや、責任を取らない時点で自由じゃないな。自分勝手。
原発「グリーンな投資先」と認定 EUが方針、低炭素移行で役割
衣食足りて礼節を知る。
何かが足りなくなれば、取り繕ってはいられない。
原発やめます。
必要なものは他国から買います。
で、どうなったのか?
工場、大丈夫?
* * *
理想を追い求めるにしても、現実を見ずに突っ走ったら、ゴールには近づかない。
最短コースだと思って沼地にはまったり、自分に合わない靴を履いていたり、ゴール自体が間違っていたり……。
そういう過ちに気づくタイミングって、冬だよね。
アリとキリギリスじゃないけど、寒い冬になって「備え」の大事さに気づくもの。
病気になって健康の大事さに気づくように、今まで当たり前だったことの有難みは、不自由の中でこそ感じやすい。
当たり前に使っている電気が止まるだけで、現代人の生活は崩壊する。
当たり前に使っている水が止まるだけで、現代人の生活は崩壊する。
当たり前に使っている お湯が出なくなるだけで、あたたかな生活は崩壊する。
当たり前に使っている金がなくなるだけで、基本的な営みは崩壊する。
それに比べ、冬眠している熊の動じなさよ。
寝てるからね……。
* * *
屋外で充電してたら、吹雪で……。
あれがダメだった、これがダメだった……。
充電時間が長いうえに、施設が無いので渋滞した。
自宅の車庫で夜中に充電するしかないから、遠出したい人には不向き。
普及したら、遠出が抑制される?
そういう声とどう向き合っていくのか。
あるいは梯子を外すのか。
とんでもないブレイクスルーが待っているのか。
あれこれ考えると、劇的な変化が待っている年になりそうな予感。
* * *
「試したら問題点が出てきたので考え直したけど、チャレンジした意義はあった」
というオチは、「知ることから始めよう」みたいなノリで嫌なので、違うオチであってほしい。
知ったところでノーアクションがベターなら、知る意味は無いようなもの。
もっと行動に繋がる知識を得た方が有意義だから。
* * *
「ESG(環境・社会・ガバナンス)」の定義というか、優先順位も変動するでしょう。
で、環境的なお墨付きをもらった原発。
いつまでも旧型の軽水炉でイメージしていては、ゴール前の沼地を抜け出せない。
大規模な原発は関わる人の数が膨大なので、計画通りに行かなかった際の負担がデカい。
となれば、ある程度 作った状態で運び、組み立てる感じの小型なのに軍配が上がる。
何より、冷やすコストが違う。
アレな言い方をすれば、デブとガリでは冷やすのにかかる時間が違うように、小型化によって冷却に要するあれやこれが少ない。
という話も聞いたかな。
あと、トリウム溶融塩炉。
そうやって、ESG投資の定義を変えていけば、従来のESG投資から変容していき、実質的には「終わりの始まり」だったなと。
そんな分岐点に。
エコ系エネルギー関連としては、面白くないよね。
そっち系のニュースと言えば、レノバか。
大手の財力が見せた余裕。
そんな感じの価格設定。採算度外視で他を潰すスタイル?
安くなったレノバをENEOS辺りが買うと、どうなるんだろう。
新部門強化?
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頭が重い状態で、思考を整理をしようと思ったけど、さっぱりだった。
また耳にするようになった「FRBに逆らうな」でメモしてて思ったけど、対処策を打ち出しても「それで解決」するとは限らない。
労働者人口が減った背景が変わらなければ、その状態は続くと思った方がいい。
生産性に関係なく賃金が上昇し、それが問題だと思ったところで、政策で打破できないかもって話。
そのとき、どうなるのか?
弾けそうだから、空気を抜いていこう。
中国でもソフトランディングとか、似たようなことをしてるけど、それによって人の心理がどう変わるのか。
ここが最大のキーポイントかもしれない。