メモ書き

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令和の仮面舞踏会|マスクがあるから、先入観なしに相手を理解できる

マスクで見た目の補正がかかっている……。
そんな話もあるけど、口元を覆うだけで美醜の判断はつきづらい。

それどころか、人によっては相手の認識が難しくなっている。
同じ服装、同じような体型、同じような声で、同じようなマスクをされると、さっき話した相手が誰なのか、本当にわからない。

ぶっちゃけ、相手の顔を覚えるのが困難になってきている。

逆に言えば、見た目によって先入観を持つ前に、相手の性格に触れる機会が到来している。
言うなれば、毎日開催されている仮面舞踏会だ。

これって、ネット上でアバターで会うのに近い。

顔を知らない者同士がネット上で知り合い、話をし、意気投合する。
そこには、見た目から受ける先入観はない。
外見を知っていたら避けていたであろう人とも、この順番でなら仲良くなれる可能性がある。

外見という情報ではなく、内面という情報からスタートし、交流をする状況。
そこには、今までには無かった結びつきがあるのかもしれない。

というか、そんな可能性をメモしてみたかっただけ。

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まぁ、顔が隠れても服装でチェックされるし、今まで以上に髪とか、目元から受ける印象の重要性が増した気もするけどね。

何にせよ、顔が半分しか見えない相手になるだけで、自然と距離感が生まれて個人的には楽だ。
あまり人と関わりたくないもので……。

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