戦争のキッカケって、後で聞かされても理解しがたいものがあるけど、意図的に“仕掛けている”ケースもある……。
もし、何らかの事情で仕掛けたい為政者がいて、大義名分を掲げるとしたら、どんな屁理屈を持ってくるのか、ちょっと考えてみたというメモです。
民主主義国家なら、大衆をミスリードして怒りを煽り、相手に対する許せなさを強調するでしょう。
そのためのネタ探しがキーポイント。
独裁国家なら、トップの意向ひとつ。
我らの使命だとか、民族の悲願だとか、歴史的にみて云々で済ませられる……。
どちらにせよ、武力を用いることは正当化できていない。
「本当に、その方法しかないのか」という問いに回答は用意できないし、する気もなさそう……。
この問いをスルーする屁理屈としては、次のような手順もあるかもしれない。
それが治安回復を目的とした派兵。
まず、ハッキングやら何やらで、何らかの混乱を相手国で招く。
さらに、すでに潜入している工作員を使い、暴動を誘発させる。
その暴動の様子を発信し、無政府状態に陥ったと海外にアピール。
メディアを使って「統治機能を失った」「外部からの支援が要る」といった論調を展開。
これで、治安回復を目的とした派兵の下準備が整う。
まぁ、自作自演だけど、その国の反政府勢力が~とか、怪しげな宗教が~とか言って、誰かを犯人に仕立て上げる。犯人を相手国の軍部とすれば、敵地から始まる戦争に。
仕立て上げた犯人を、勝手に送り込んだ兵士で鎮圧。
マッチポンプ感が凄いけど、治安維持に「うちの国の兵士が必要だ」と思わせ、ずっと駐留する……。
あとは、再発防止が目的だと言って支配権を強めていく。
これに対する防衛策は、対外的な情報発信力。
何が起こっているのか、本当に必要なのは何か、誰の動きが怪しかったか……。
そういった情報を対外向けに発信していれば、「治安回復を目的とした派兵」とか、誰も信じない世迷言になるはず。
でもって、他国が関与しなくても元から治安を維持できるだけの“力”があると、他の国に知れ渡っていて、実際にあるのなら、その対外的な情報発信力に問題が多少あっても、最悪のケースは避けられるでしょう。
という風に考えてみると、平時でも大事なことって、見えてくるかな。
逆に言えば、相手側が真っ先に潰したいのは、情報発信力ということになりそう。
昔なら、報道機関を抑えればよかったけど、今は個人が誰でもネットで発信できるので、そういった設備を破壊するか、無力化するほかない。
そういう点で考えれば、様々な通信手段の確保が大事。
諸々のことを考えると、初手はEMPになりそう……。
* * *
う~ん。
やっぱり駄目だな。
腰が辛い。
十数分、何かをタイピングしても平気なくらいに回復したかと思ったけど、どうも そうじゃない。
まだ、スタンディングデスクで作業する方が楽だ。
座ると、足の付け根から腰にかけてが痛む。
「腰がヤバい」って書いたのは先月末なのに、まだ治ってない。
適当なメモを書いて確認できたのは、それくらい。