Volatility Is The Toll We Pay To Invest
S&P 500 Various Declines Per Year
correction は、修正や訂正のこと。株価では、たぶん調整。
毎日のように株価をチェックしている人からすれば、3%くらいの下げは珍しくないと直感的にわかるはず。
7%くらいでも、そんな日もあるよねという感覚。
しかし、株価の下落を材料に何かを叩きたい人にとっては、数%でも「アイツが、アイツが!」となる。
でもって、下げた翌日に上がったのはスルーする。
そんな感じで、誰かを叩くのに都合よくつかわれる株価なんですが、直近で大きく下げたのは去年の8月。
政治が原因でしたか?
地政学リスクが原因でしたか?
違うでしょ。
そういうもんなんですよ。
「日本発の株価大暴落」はまだ終わっていない
四季報出してる会社なのに、「まだ終わっていない」記事なんか書いちゃってまぁ……。
これだから、株価と関係のない競馬予想を文章末に書きたがる教授は。
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先に「政治が原因でしたか?」と書いたけど、市場は「織り込み済み」が大好きで、「先行き不透明」を嫌うので、不確実性が増す政治を行えば、そりゃ資金は逃げますよ?
なんか、その辺をわかってない感じの人が、下げ局面と政治は関係ないってのは違うかな。
まぁ、これに関しては、知識が浅い分野について、私が書いたことにも言えるんだろうな。
それはそれとして、米株に関しては割高感があったので、売られるのは想定されていたことでしょう。
そのキッカケ待ちだったくらい。1月にも割高だと書いたけど。
バフェットが現金化して市場から引き気味なのは、割安なのを買うのが彼のスタイルなので、割高な今は手を引いているくらいは欲しかったかなと。盟友チャーリー・マンガーが亡くなったこともあるだろうし。
とはいえ、「PER」の解説をするのか? あの番組で。
「今、高いから、落ちるぞ」というネタにはなるけど。
これからチェックしたい人向けに、finviz のリンクを用意。
パッと見で何となく把握するにはいいかなと。
暴落級になると、VIX恐怖指数が30を超える。
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株価同様、都合よく用いられるのは、自殺者の理由だよね。
死を選んだ理由は、その人にしかわからない。
なのに、遺書もないのに「ああだ」「こうに違いない」と断言し、それを何かの材料に使うのは違うでしょうに。
そういう意味でも、ファンが多い芸能人には自死を選んでほしくない。
遺書無しで逝ってしまうと、厄介なファンが陰謀論に走って、もう見てられない……。