メモ書き

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残念だったこと|「事業再構築補助金」でも多額の繰り越し

前に書いた内容と対になる感じの話です。

 

att3200.hatenablog.com

国の2020年度一般会計予算のうち、執行が遅れて21年度へ繰り越される額が過去最大の30兆円規模に達する見込みであることが26日、明らかになった。
<中略>
コロナ患者を受け入れる医療機関を支援する「緊急包括支援交付金」や、業態転換に取り組む企業を支援する「事業再構築補助金」でも多額の繰り越しが発生する見通しだ。

www.jiji.com

 ダメじゃん……。

予算を組んだのに、なんで使ってないの?
通年なら、「1年で使い切らないと、来年は予算が減らされるッ」とかで、無駄にジャブジャブしてるのに……。

え~……。

お金を刷っても、流通させないと市場では増えない。
アレコレ対策できるように予算を準備しても、使う権限がある側が動かないと何にも……。

医療機関を支援する「緊急包括支援交付金」とか、誰が担当?

『令和3年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)の交付について』は、「各都道府県知事 殿」ってあるね。

もしかして、使わなくても余裕でした?
そんなことないよね。


「事業再構築補助金」は、サイトが作られていますね。

jigyou-saikouchiku.go.jp

う~ん……。
メディアは、役に立つ情報を流せています?
スポンサーの話だけ?
いや、スポンサーも不満だから、トヨタイムズとか自社で始めるのか。

* * *

政治って、法案を通して云々とか、外交で云々とか、そういう側面もあるけど、予算という「何にいくら使うか」を決める側面もあるわけですよ。
何をするにも お金はいるから、そういう意味ではメインテーマかもしれない。

それを……。
という解釈をすれば、予算を使えるほどの人材が担当部署にいないか、はたまた働いていないだけなのか……。予算が多すぎたのか……。
それとも、ほかの案件で余裕がなかったか……。

で、あれば、得意そうな民間に投げるのも使命。

しかし、なんですね……。
公務員であるがゆえに、副業はしていないでしょうから、事業の経験自体がない。
民間に得意な分野の事業を依頼するにしても、相手から見たら「うちの業界を何も知らないカモが来た」とか思われて、必要以上の経費を上乗せられてボラれてるかも。

アプリ開発を頼みたいんですが?」
「予算と期間は? 対応機種は、どうします? 開発言語は?」
「なんか、いい感じに」

う~ん……。

違う理由も、考えようによっては浮かんできます。

頑張っても給与に影響しないなら、何もしないのが得策……。
あるいは、動いたことで下手な手を打ち、印象が悪くなるのは嫌……。
今年で異動になって、来年は違う部署だし……。

あとは、そこのトップに立つ人。
単に、地元で当選する以外に脳がないとか……。

* * *

一方で……。

厚労省 雇用保険料の引き上げ検討 雇用調整助成金で財源不足

www.fnn.jp


別に、犯人捜しみたいなことをしたいわけじゃないけど、もっと うまくできないものかなぁ~と。
「1mmも矛盾が無いよう、完璧な書類の作成に時間をかけました!」という“成果”と、「迅速に適切な給付を行う」という“目的”が、綱引きでもしてるように思えたり?

まぁ、どっちにしろ、改善のカギはワクチンですよ。
後手後手と批判していた人たちが、その後手後手の理由を作っていたという話もありますが……。

「政府は当初、ワクチンがコロナ対策のゲームチェンジャーとなることを見越し、日本でも早期に接種開始できるよう、海外の臨床試験データに基づいて迅速に承認する『特例承認制度』の活用を検討していた。しかし、立憲と共産党が強く反発。ワクチンではなく、むしろPCR検査体制の拡充をと主張した。立憲や共産党はワクチンの効果には人種差があるという理由で国内での治験にこだわり、欧米各国で行われていたワクチンの緊急使用に猛反対した。予防接種法の法改正でも、こうした立憲・共産党の意向を踏まえ、ワクチン審査を慎重にすべきという付帯決議が付けられたほどです」(政府関係者)
dot.asahi.com

「野党を批判するなんて、どうしたAERA」とか思ったので、メモしていたものです。

まぁ、今の野党が与党になったら、彼らも普通に叩き始めるんでしょうけどね。
儲かるのならば。

* * *

人種差?
向こうの治験には、日本人も参加していたんだけど。

議論のために議論をしたのであれば、敢えて相反する主張をすることがあったり、その主張の一部を受け入れて花を持たせたりすることもあるでしょうけど、これは……。

 

戦争のたびに新聞が部数を劇的に伸ばしたり、テレビの視聴率が上がったりというのは世界中で見られる現象だが、当時の日本も顕著にその傾向があった。日露戦争以降、戦争に反対をする新聞が低迷し、戦争を煽る新聞がグングン部数を伸ばしていったのだ。
<中略>
マスコミが戦争を煽っていたのは、軍から拷問を受けて無理矢理協力させられていたとかではなく、ごくシンプルに「戦争は儲かる」からだ。

diamond.jp