京都の旅館のツイートがバズっていましたが、GoTo停止の検証って大事ですよね。
「停止すべき」と主張したのであれば、その効果を検証するのが筋。
その結果、「あまり関係ないね」というのであれば、「関係ないから、再開可能」というエビデンスが得られるわけです。
そういう意味でも、停止する意義はあったでしょう。
逆に、その効果が出始めたのであれば、「どんなところで、効果が出たのか」を調べて、今後に活かしていく……。
これが、試しにやってみる精神の基本。
まぁ、様々な要因が複雑に絡み合っているので、「こうだ!」と断言するのは難しいかもしれません。
とはいえ、結果的にですが、GoTo停止、緊急事態宣言、入国制限と、一定の期間を置いて手を打ってきたので、それぞれを検証しやすい環境を整えてしまっ……。
いや、こう書くと何か言われそうですね。
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振り返れば、あのパチンコ店の公表騒ぎとか、何だったんでしょうね。
甲子園は中止しといて、開催しているバレーやサッカーの大会って、何なんでしょうね。
「あの頃は、未知な部分が多いから」
パチンコなどは、そう言うことはできますが、スポーツの試合は意味不明。
現に、合宿クラスターに、大会遠征後の感染もあって……。
これも、試しにやってみた部類?
であれば、「なるほど、やっぱりね」という見解が示せることに意義を見出すしかない。
喋る、歌う、激しく息をする……。
総じて、飛沫を飛ばしやすいシチュエーションが、拡大に貢献している。
食事をすれば、唾液の量が増えるので、その状態で話せば……。
そういう理屈にもなるでしょう。
だから、黙食。
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旅行をしたら、その先で食事をせざるを得ない。
車で移動して、車の中で食べるなら別ですが、そうじゃないのなら……。
いやいや、一人旅で行けば……。
GoToを利用したって、そういうところに気を付ければ……。
「今は、こういう旅行はダメ」とか、客に言えない時点で……。
色んな声がありそうですが、個人的にはGoToに対して否定的です。
理由は、将来性。
おそらくは「この窮地をGoToで乗り切って」ということなんでしょうけど、窮地に終わりがない斜陽産業という認識なので、そこへ資金を投じ続けて延命させ、傷口を広げるよりも、転職支援をした方が……。
そんなところ。
俗に言われるアフター・コロナがあるとしても、旅行離れは加速するでしょう。
外食もそう。特に飲み屋。
食事なんて、お腹を満たせば済むのに、それに普段の何倍もの金を使う……。
しかも、病気にかかるリスクを上げて……。
そんな認識の人が増えれば、従来の売り上げは期待できない。
泳ぐのをやめたら死ぬ魚のように、外に出続けないと元気がなくなる人種もいるので、そういう人は生き方を変えないでしょうが、彼らを見る目は変わるでしょう。
喫煙者のように嫌煙され始めたら、ヤニカスのような蔑称が付けられるかも。
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そんなことを今は思っている、というメモです。
数ヵ月先も同じ意見かは、わからない。
見込み違いだったら、どこが違ったのかを検証し、素直に反省したところ。
パチンコの件では、身内をギャンブル依存症から抜け出させるチャンスと思っていた節もあるし。
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以下は、民間病院の受け入れに関するメモ。
というかリンク。
日本は国営よりも、民間の病院が多い。
コロナ患者の受け入れを民間は拒否できる。
コロナ病床の使用率は、海外に比べてかなり低い。
しかし、受け入れられるような体制は、多くの民間病院で整っていない。
そもそも、スタッフが少ない病院が多いし、人工呼吸器の使用経験も……。
というか、受け入れたら儲けが出ないシステムになってるし、満床にしてナンボなのは点数制が……。
で、特措法。
そんな断片的な情報をいつかチェックしようと思い、「あとで読む」が溜まってしまった。