メモ書き

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「怒り」には、中毒性がある|密を避けよと、メディアスクラムで言う

少しでも「怒り」の感情を出すと、それに引きずられる。

何かに怒った状態で文章を書くと、気持ちを整理するどころか、怒りが増してしまうことがあります。
そして、その文章を後で読んでも「思い出し笑い」ならぬ「思い出し怒り」に繋がってしまう。

そこでストップするなら、まだマシ。
酷いときは、同じように「怒ってる人」を探し、その怒りに触れて「さらに怒りを増大」させる。

これが負の連鎖。

でも、怒りもまた、生きる力。

命の危険を「恐怖」として感じ、それを避けるために心拍数が上がり、素早く動けるようになるのと同様に、怒りによって“何かに抗う力”を発揮する。
その“何かに抗う力”が問題を解決するのに役立ったこともあるでしょう。

それこそが感情の役割というもの。

しかし、恐怖を期待してホラー映画を見るように、怒りを得るために“不愉快”な情報を求め始めたら……。
そう、ただの中毒。

この中毒性を利用し、メディアは「ほらほら、こんなに嫌な奴がいますよ」と言う。
フィクションなのに、ノンフィクション仕立てで、嫌なキャラを演出させることも……。

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こんなことを書いているのは、昨日の文章を書き終えてから、気持ちが沈んでいるから。
どうして、こんなにも嫌な気持ちがあるのか。
自分でも理解に苦しみ、あれこれ考えていたら、そこに「怒り」があるから……と思えてきたというだけのメモ。

昨日の文章は「GoTo停止」のことだけど、何かこう よくわからない「怒り」みたいなものが、少し入ってしまったせいで「不快」になっているのかも。

あれを書いた後……

www.fnn.jp

というのを目にします。
「国民に言っていることと違う」という指摘をするのは、「そうでしょうね」という見解。

一方で、そう指摘するメディアが次に映すシーンが、“マウスシールドで外ロケの食レポ”みたいなものだったら、「似たようなことしてない?」という……。
例えが下手ですね。

言うなれば、ソーシャル・ディスタンスの大切さを説きながら、メディアスクラムするのってどうよ。
人のことを言ってる場合か。
まぁ、こんな感じの矛盾ですかね。

自分のことは棚に上げて……。
そういうのが嫌なだけかも。


日本医師会の中川会長は、会見でこのように述べ、ひっ迫する医療体制を念頭に、年末年始に向けて改めて、感染防止策の徹底を呼びかけました。
引用元:

news.tbs.co.jp

 

mainichi.jp

実際のところ、医師でも徹底は難しそうですね。

『人の振り見て我が振り直せ』

私にできるのは、そういう心がけくらいか。

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www.news24.jp

思いのほか、大いに反省されたので、ちょっと驚きました。
「つなぎ」みたいに言われていましたし、個人的にも長く続く予感はなかったのですが、終わって見れば「7年8か月の長期政権は、前座だった」みたいなことになっていたり?


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新入社員「うちの会社、忘年会やるんですか? 首相が8人の会食で批判されたのに」