メモ書き

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シマフクロウを守るには、1羽あたり900万ドルかかる

『ヤバい経済学』を読んでいたら、気になる数字がありました。

ある経済学での調査によれば、約5000羽のシマフクロウを守るためにかかる機会費用――つまり、木材産業なんかがあきらめなければならない儲け――は460億ドル、つまりフクロウ1羽あたり900万ドルをちょっと超えるぐらいだ。
引用元:ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する

何にだって値札を貼るのが経済学、そんな感じで紹介されていたものです。

1米ドル109.478円とすると、1羽あたり985,302,000円……。

う~ん。

このくらいの数字になると、もう考えるのを やめてしまいますね。

att3200.hatenablog.com

前に、上のようなことを書いた際、こういった数字を探したけど、見つけらませんでした。
で、今になって巡り合い、思わずメモするという……。

身近にある田んぼの写真をネット上にあげると、「豊かな自然」と言われることもあるけど、田んぼって、人間が作物を育てるために手を加えた土地なんだよね。
それが「自然」なのかという……。

育てている作物自体、人が食える品種や、収穫しやすい品種をチョイスしている。
だから、穂が飛び散る麦なんて、どこにも見当たらない。
それが選択した結果。

見ることないけど、野生のアーモンドは今でも食えない。食える品種だけ選ばれて、栽培してきたから……。

人にとって都合の良い自然を残し、都合の悪い自然を変えてきた。
それも自然なこと。
種の淘汰も、自然なこと。
そう捉えられなくもないので、人間以外の動物を原告とし、訴えるという感じなのかな。

だとしたら、まずはシカ辺りが裁かれるべきかもね。

 

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