子どもにあげる玩具の話です。
ほら、12月はシーズンだから、売れるのはわかっています。
たぶん、こっそり値上げしても文句を言われません。
だから、その前に……というだけじゃない。
クリスマス時期に子どもが欲しがる玩具のＣＭを流す
→「あれ買って」「いいよ」という約束を促す
→ＣＭの商品を品薄にする
→クリスマス時期に買えなくなる
→商品が無いので、クリスマスプレゼントは代用品になる
→でも、「あれを買う」という約束は生きている
→クリスマス後に、ＣＭの商品を供給
→「あれを買う」の約束の元、玩具を購入させる
これが玩具会社の戦略。
品薄にしなかった場合、代用品は売れないので、売れる玩具の数が増えることに……
という話が、『影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか（第三版）』という本に載っています。
なかなか興味深い本ですが、分厚いので勧めづらいです。
データが山盛りなので、数字を見ると眠くなる人にも勧められない。
この内容を思い出したのは、来年2月に誕生日を迎える子のプレゼントを準備したから。
なんて言うんですかね、2月の頭って微妙なんですよね。
クリスマス商戦でもない、お年玉が猛威を振るってクリスマスの売れ残りもない、2月から新シリーズが始まる作品もある……。
2月と8月は物が売れないと言われているせいか、ロクなものが出回っていなかったり？
ということで、今から仕込むという……。
